前のサイトのこと

大学生の頃から運営してきたサイトを閉鎖しました。

(以下は、少し長くなるので、折りたたんでおきます。ご覧になる場合は「続きを読む」をクリックしてください。)

[SABOTENMANIAX]というタイトルでスタートしたのは、もう15年以上前のことです。途中から[に]と名前を変えましたが、絵と言葉をセットで飾る「絵とコトバ」というスタイルは変えませんでした。

絵に言葉をつけたのは、自分の描く絵だけでは、言いたいことが伝わらないと感じたからです。メッセージを絵そのものに込める技量もなく、絵だけで魅了するセンスもないので、足りない部分は言葉で補って、素直に表現すればいいと開き直りました。

漫画やゲームも好きだったので、版権絵だけを載せたサイトを作って運営したり、ピクシブとかに絵や漫画を掲載したりしたこともありました。

これまで、たくさんの方に足を運んでいただき、中には絵や漫画の感想を送ってくださる方もいて、本当に励みになりました。ただの平凡な自分が描いたつたない絵でも、見知らぬ誰かが「いいな」と思ってくれる瞬間があって、しかも、それをメッセージにして送ってくださるなんて、とても喜ばしく、本当にありがたい経験でした。

ここ数年はいろいろと悩みが増え、だんだんと絵が描けなくなりました。描いてもなんだか暗い絵ばかりで、更新頻度も1年に1回あるかないかという状態。それでもずるずるとサイトを放置していたのは、自分の逃げ場所を確保しておきたかったのだと思います。

そんななかで、この「凡些亭」というサイトを作り始めました。

「凡些亭」というコトバは、わたしが人様に作って配った最初で最後の本のタイトルであり、「平凡で些細なことを大切にしたい」という、自分にとってとても大切なもののひとつです。

そのコトバをもう一度取り出して、新しい活動のタイトルとして掲げたことで、自分が大切にしてきたものを思い出すことができ、だんだんと前向きな気持ちになってきました。まさに「ことだま」のちからだと思います。

そして、「日々のこと」で小さな絵を書き連ねて行くうちに、ようやく放置している前のサイトを閉鎖しようという踏ん切りがついたのです。

長らく大切にしてきたものをなくすのはとてもさみしいですが、無責任に放置するよりはまし、ということで。うん。

これからも、「絵とコトバ」は別の形で飾っていけたらと思っています。

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