カラスとわたしのこと、その3

家の近くのゴミ置場をあさるカラスたちをじっと見つめたまま、「あなたがたカラスは、人間どものゴミをあさるような器ではない。もっと気高くあれ。」と声に出して、真剣にお伝えしたことがあります。

過去にカラスと接した経験(子育て時期のカラスにうしろからふわっとアタックされたりお弁当中にカラスに囲まれて冷や汗を書いたり)から、カラスたちは賢く意思疎通できる存在であると感じており、蔑んだような言い方をしても逆効果だと思ったのです。でも、カラスはヒトからされた仕打ちを覚えていて仕返しをするという噂もあり、内心ではどきどきしておりました。

数日後、出かけようと外へ出ると、目の前の道に柿の皮が落ちていました。

柿の皮といってもヒトがナイフでむいたようなものではなく、よく熟した柿の美味しい部分をきれーいに食べつくし、これ以上食べるところはありませんというような薄っぺらいものが、ぺたりと道路に落ちていたのです。

見上げると、カラスたちが電線に!

わたしは衝撃を受けました。カラスたちは「普段は変なもん食べとらんのやで」「こんなにうまいもんをこんなに上手に食べとるで」と教えてくれたのだと思ったのです。やっぱりカラスってすごい!わたしは興奮し、電線にとまるカラスたちに向かって、「教えてくれてありがとうー!また教えてねー!」と大声でぶんぶん手を振りました。

冷静に考えれば、挙動不審なわたしの言動に対し「やだー、あいつこわー」という気持ちで退散しただけかもしれませんが、ともかくそれからカラスがゴミ置場をあらすことはなくなりました。(2、3年たった今では、ゴミが外に出てると気になっちゃって寄って来る子はいるけどね。)

カラスはやっぱりカッコイイ。仲良くなりたいです。

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