覚えておこうと思うのこと

5月のある日、人も車も少ない街なかで、クスノキの葉が風に揺れながら、太陽光をきらきらと反射させるのを見て、「この世はなんて美しいんだ」と驚いたことを覚えている。ほぼ毎日のように通う道で、季節の変化をそれなりに楽しみながら歩いてはいたが「こんなに綺麗でいいんだろうか」と動揺すらしたのは今年が初めてだった。

6月の今、人も車も多くなった街なかの風景は、いつものようにうっすらかすんでいる。

あの美しさを覚えておこうと思う。

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