都会のこと

都会で与えられる自分のスペースは、職場でも電車でもカフェでも公共の場でも、大体、腰掛け1つ分しかない。

その小さなスペースを確保するために、お金を払うか、奪い合うか、譲り合うか、誰かに割り当てられるか。

苦労して手に入れたところで、たった腰掛け1つ分。

だから窮屈に感じるんだろうか。

 

ご当地うどんのこと

旅先で有名なうまいもん。

それを喜んで食べるのは観光客くらいで、実は地元の人には馴染みがないというのはよくある話です。

本日も、ちょいと有名なうどんを食べて満足していたら、地元の方(と思わしき方)が別のうどんを注文されていて、中身がとても気になりました。

観光客向けに作られたおもてなし料理もぜひとも食べておきたいところですが、地元の方が普段食べているというものにも特別な魅力を感じます。

次に来るときは、絶対にあれを注文しようと心に決めました。

 

 

ぬか漬けのこと

ぬか床とともに生活するようになって早数ヶ月。

プラスチック容器に出来合いのぬか床、というあまりこだわりのないところからスタートし、お世話の仕方やお困りごとはインターネットで調べながら今日までやってきました。

ぬか床さん(ぬか床にいる微生物さんたち)は、いきものなので、気温や漬けたもの、その日の気分などで様子が変わります。ぬか漬け初心者のわたしは、日々わたわたとし、つくる漬物の味も安定しません。

でも、とても楽しいのです。

ぬか床さんをかき混ぜた手はぬかくさくなりますが、つやつやのぴかぴかのうるうるになり、肌荒れ知らずになります。

始める前は、毎日かき混ぜるなんて面倒くさいのではと思っていましたが、いつのまにかぬか床さんに話しかけるようになり、かき混ぜ忘れた日はひたすらぬか床さんに詫びるようになりました。

漬物をつけるための道具、というよりは、未知のいきものと暮らしている、という感覚です。

微生物、おもしろいなー。

誰でも使えるカトラリーのこと

先日、誰でも使えるカトラリーをそろえたカフェを利用しました。

くらそっと」というお店です。風の強い日、空いた時間にほっとできる場所を求めていたところ、カフェを見つけました。店頭には、「日本福祉大学グループが提供するお店」という感じの表記があり「福祉大学がカフェ???」と興味を惹かれ入店しました。

あたたかな店内には、キッズスペースと福祉関係の書籍が並び、少し奥をのぞいてみると、福祉の相談窓口があり、様々な福祉用具などの展示・体験・販売などを行うスペースがありました。もちろん美味しそうなフード&デザートメニューも充実しています。

何より驚いたのが、カトラリーの種類の多さです。フードコートのように、スプーンやフォーク、箸、コップなどの食器やカトラリーをセルフで選べるようになっているのですが、その中に、福祉機器・用品として開発されたものもあり、誰もが自由に使えるようになっているのです。

わたしは、りんごとさつまいものパイとコーヒーのセットを注文していたので、金属アレルギーに対応しているフォークを選んでみました。うねうねした持ち手が面白かったのですが、使い勝手はいつものフォークと違和感はなく、むしろ持ちやすいように感じました。

こうした様々な配慮がなされた食器やカトラリーを、おいしい食事で実際に「使ってみる」ことができるという先進性に非常に驚き、こんなに進んでいる店があるのか!と内心大感動していました。

居心地のいい店内で、デザートもちゃんと美味して、冷えた体も芯から温まり、本当にこの店に入ってよかったなーと思いました。

これからは、どの店でもこういうのが当たり前になるといいなー。

手帳のこと

来年の手帳を買いました。

DELFONICSというメーカーの手帳を選んで十数年目。自分にとって、とても使いやすいデザインなので気に入っています。

ここ数年はカバーも豪華になり、値段も高くなりました。思い切って手触りのいいカバーの手帳を買い、大事に使って、来年以降は中身を入れ替えようと思った時期もありました。でも翌年、店頭で手帳の「中身だけ」を見つけることはできませんでした。

私がいつも買う雑貨屋さんや文房具屋さんでは、毎年毎年、新たな素敵カバーつきの手帳ばかりが並ぶため、わたしが奮発して買ったカバーは活かされることなく無用のものとなってしまいました。

で、今年も散々悩んだ挙句、簡素なカバーの手帳を買ったのです……が。

ようやく気づいたのです。そんなに好きなら、直接買えるルートを探せばいいって。長年店頭で買うのが当たり前だったので、メーカーのwebページを探すとか、webショップがあるかもとか、思いつきもしなかったのです。

アナログ人間すぎてもいかんということがよく分かりました。来年からがんばります。

 

今日のひとこと絵

「今日のひとこと絵」というカテゴリーを作りました。とりあえず、絵と文字があれば、このカテゴリーに入れてみようと思います。なんでもありな感じで。

今回は、ネコさんの絵です。

ネコさんは好きなのですが、残念ながらあまりご縁がありません。本やネットなどで素敵なネコさんを観るたびに、ひたすら羨ましいと思う日々です。

そこで、妄想することにしました。

まずは名前を決めました。二匹のネコさん、ズボンとモンペです。

名前のイメージから絵を描いてみました。スボンはすっきり美人さん、モンペはへんなところにブチがあって可愛い子だと思います。

ちなみに、犬を飼うなら、名前はマグロにしたいです。

生き物だろうがなんだろうが、名前を考えるのだけは得意だと、自分では信じています。

しなさだめ

一生、品定めされ続けるのなら、せめて明るい方向へ


9月頃に描いていた「絵とコトバ」を載せておきます。

「絵とコトバ」とは、絵と言葉で自分の内面などをなんとなく表現したもので、大学生の頃からぽつぽつと描いてきました。

「凡些亭」という名前は、大学生の頃に作った本のタイトルからとりました。「絵とコトバ」や漫画を寄せ集めて、家庭用プリンタで印刷し自ら製本(?)した拙い本でしたが、自分が唯一出したものなので、とても思い出深いです。

今後始めたい事業の屋号として「凡些亭」という名前をもってきたのは単なる思いつきだと思っていましたが、もしかしたら、一人でモノをつくりだすことができた昔の自分の強さに、あやかりたかったのかもしれません。

あれから10年以上。ここ数年間はほとんど受け身で絵も描かず、ひたすらいろんなものを受信して自分の中に溜め込んできましたが、ここらでまた何か面白いことを始めたいという気持ちになっています。

まだ、うまくまとまらないのですが、少しずつ形にしていきたいと思います。

扉絵

タイトル画像を変更しました。いつまでも昔の絵を使い続けてもいかんもんね。

わら半紙のような紙に描きましたが、スキャナで読み込むと質感が出ず、なんだかぼそぼそもやもやになってしまいました。

よく、裸足だったり薄着だったりする子どもを描いてしまうのですが、こんな日に描くもんじゃなかったです。寒そうだわ、これ。

ねんがんの

ねんがんのphotoshopをてにいれたぞー!

アナログなお絵かきが中心の人間なので、スキャナとphotoshopは必須だったのですが、パソコンを買い替えてから以前のものが使えず難儀しておりました。

新しいサーバにもなれてきて、ようやく環境がもとどおりになったという感じです。

やれやれ。

まだサイトの中身がからっぽなのですが、少しずつでも埋めていければと思っています。