本日はラクガキです。
無題のこと
今日はとても楽しい1日だったからこそ、同じ大地の続きで起こっているできごとが耐えられない。言葉にできない感情が渦巻いている。
多層世界のこと
穴を掘って初めて、長い年月をかけてつくられた大地があることに気付く。
川が運んだ石と土砂の上に、積もり積もった豊かな土壌。
今は切り開かれているけれど、ここは昔、どんな土地だったのかしら。
考えていると、今立っている場所に重なる層が見える気がした。
生きものとの出会いは一期一会のこと
扉を開けると、ゆるやかなラインを描きながら鎮座されているお方が床に。
きりりとした眉毛につぶらな瞳。こんな漫画的なお顔の幼虫さんがいらしたとは!興奮気味にカメラを構え、何度も「顔」にピントを合わせようしますが、うまくいきません。それもそのはず、これは顔ではなくお尻だったのです。
お尻に顔がある!ますます可愛らしいことです。
床の上にじっとされるお姿も可愛かったのですが、このままでは不意に踏まれてしまうかもしれないと案じ、手におのせして、別の場所に移っていただきました。ふわりとしたやわらかな触り心地でうっとりしましたが、幼虫さん側にはヒトの高い体温は不快だったようで、そそくさと木材の方へ避難されていました。
こんなに特徴的な方だから、図鑑で調べればすぐにわかるだろうとたかを括っていましたが、いまだに分からないまま。生きものとの出会いは、一期一会だと痛感しました。
自分を軸にのこと
「誰かの役に立つヒトになりたい」と言って、道を選んだことがある。
感謝されることもあったけれど、「役に立ったでしょう」と押し付けてしまうことも多々あった。社会のなかで役に立ったかどうかを評価されているうちに、自分がすり減っていくような気もした。
本当は、誰のためでもなく、わたしはわたしのために生きている。今生が終わるまで、楽しく朗らかに生きていきたい。でも、ヒトによるヒトだけのための社会に楽しい未来があるとは思えない。
まだうまく言葉にできないけれど、いろんな生きものがごった煮になって、生物量100%を目指す祭りの方が、ときめくんだもの。このときめきを大事にしたい。
オリーブの剪定枝のこと
オリーブを剪定しました。夏の間に大きくなった分を刈り込むため、この時期はかなり大胆にはさみを入れています。
剪定枝を庭仕事用の手袋を付けたまま扱くと、簡単に葉を落とすことができるため、毎回葉と枝を分けて保存しています。去年の夏は、オリーブ茶用に葉を選別しましたが、冬の葉はどことなく元気もなさげなので、保温用のためいつも根元にまいています。
細枝は白の色合いがとても美しく、太い枝も立派で丈夫なので、毎年束ねて保存しています。どう活用したらいいのか分からないまま何年か経ってしまいましたが、このたび生きものの住処づくりに活かせるのではと思い直しました。
本当は乱雑に積み上げておく方がいろんな生きものが住みやすいのでしょうが、せまい住居地でご近所さんの目もあるなか、ぼさぼさぼーぼーにしておけないのが難儀なところ。
見た目も美しく、放っておいても気にならず、生きものたちも活用しやすいバグ・ホテルなるものがあるようなので、調べて作ってみようと思います。
環境がつくるのこと
「まわりの環境が、その生きものの性質や進化などを決める」という話から、自分がどうしてこういうヒトになったのか考察しようとしたら、パソコンの調子が悪くて思うように文字を書き綴れなかったため、本日は諦めることにしました。
環境によって行動が決められたというオチがついたと、ひとり納得しました。
ものぐさでいいのこと
わたしは、ものぐさ。
読みかけの本も、描き終わったラクガキの束も、めんどくさいのである程度放っておいて、たまってきたら片付ける。部屋ではよく使うものも使い終わったものも手近なところに置きっぱなし。かばんの中はごちゃごちゃしていて、財布を取り出すのも一苦労だわよ。
乱雑でごちゃごちゃしててもあまり気にならないけど、画一的で完璧にキレイすぎると落ち着かないのよね。
昨日の「ダーウィンが来た!」で、このわたしのものぐさは、自然のなかでこそ活かせると気づいたわ。「大人気!生きものを呼ぶ庭の秘密」で紹介された、素敵な仕組みの数々に、俄然やる気になったわよ!
ちょっと昔の家にあった軒下や物置のように、生きものが暮らせる隙間を作るの、ものぐさなわたしこそ得意だわよ。
突風と春のこと
強い風がびゅうびゅうと吹きぬけていきました。
凍えるような冬の風とは違う、春の風。
春、きてますね。
毛糸のパンツを編むのこと
相変わらず、毛糸のパンツを編んでいます。
だんだん編み物にも慣れてきたので、過去に作ったものとは違う形に挑戦しています。
網目を足したり引いたり、結構適当にやってもなんとなく形になっていくのが面白いです。
編み物が、楽しくなってきました。