そんじょそこらにある、たぶんそう古くもない生活道路。
春分でも秋分でもなく、満月でも新月でもない、なんの変哲もない日。
それでも、西に沈む夕日が道の向こうからまっすぐに照らしているのを見ると、なんだか由来のあるすごい道なんじゃないかという気になる。
そんじょそこらにある、たぶんそう古くもない生活道路。
春分でも秋分でもなく、満月でも新月でもない、なんの変哲もない日。
それでも、西に沈む夕日が道の向こうからまっすぐに照らしているのを見ると、なんだか由来のあるすごい道なんじゃないかという気になる。
昨日、映画「ドラえもんのび太の雲の王国」を観た。わたしが環境問題をなんとかしたいと思うきっかけとなった作品のひとつだ。
子どもの頃に映画館で観て以降、何度か観ているが、今回は1992年の作品であることに気づき愕然とした。あれから28年も経っている、ということだ。
1992年はリオ・デ・ジャネイロで地球サミットが開かれた年。セヴァン・スズキさんのスピーチは多くの大人の心に届いたはずだ。
雲の王国でも、スピーチによって地上人への猶予が認められた際、自然環境を大切にすると伝えたドラえもんが「約束だよ」と言う場面がある。まるで画面の前のわたしに語りかけられたようで、子どもの頃のわたしも、大人になったわたしも、大きく頷いた。
28年前に、互いの暮らしや文化を尊重しながらも地球人として世界が一体となり、環境重視の方向へ進んでいれば、今、どれほど生きやすい世になっていただろうか。
とは言え、この、28年の経験のおかげでようやく気づけたことも多い。わたしは、わたしが今できることを、絶えず続けていこう。
「絵とコトバ(SKETCHES)」の続きもの「切れ端の物語」に、マンガ「精霊の力を借りる方法」を追加しました。
左から右へ読み進めるラクガキマンガですが、ご興味のある方にお読みいただけると幸いです。
オチとなる部分が描きたくて描きたくて描いたので、その後力尽きています。
今宵はちょい帰りが遅くなりました。
夜に弱いため、普段は、なるべく早く帰ることができるよう躍起になっているのですが、今日はうまくいかなかったので、少ししょぼくれていました。
いつもの建物を出ると、暗い色の雲の向こうに、夕焼けのしっぽがありました。夜の手前の不思議な時間。茜色のなごりが、縁日の屋台を連想させます。
そういえば、夏は縁日やら花火やらで、夜出歩くのが楽しみな季節でした。
薄暗いアスファルトの上にいると、手持ち花火の煙のにおいがしてくるような心地になりました。
去年漬けた我が家の梅干しが終わり、今年漬けた梅干しがいい感じになるまで、お店で買ったいろいろな梅干しを食べています。
梅は一日の難逃れということで、毎日欠かすことはできませぬ。
梅、大事。
そのカセットテープには大好きな歌が入っていて、でももう再生手段がないから聞くことができない、という状態が何十年と続いていました。
聞けないなら、自分で歌うしかありません。カセットテープを聞かなかった何十年間、わたしは歌詞を覚えて朗々と、自分のためのひとりリサイタルを開催していました。(ただ鼻歌を歌っていただけですが。)
本日、カセットテープを再生できる簡易コンポが我が家にやってきたので、わたしは何十年ぶりに大好きな歌を聞くことができました。
大好きな歌たちは、変わらずそこにいてくれました。
今朝になってようやく、セミではなく秋の虫が鳴いていることに気がついた。
夕方にはアブラゼミのジーという声がするけれど、朝からワシャワシャ言っていたクマゼミの姿はない。
そう言えば、先週はよく道端にねむるクマゼミのなきがらを見たなと思い出した。
どんなに猛暑でも、命はちゃんとうつろっている。
ここ数日の夜、外へ出ると風がびゅーびゅー吹いていて、あ、風さんも涼しくしようとしてくれとるんやなというのを感じる。でも、温度が下がりきらんので、風さんがまとう空気が熱い。こんなにがんばって冷やしてくれようとしとんのに、わたしはこの窓を閉めて、冷房を入れようとしている。風さん、すまん。
昨夜、外へ出るとひんやりとする風がひゅーひゅー吹いていて、あ、長野っぽい(だが、長野にあらず)と思う。これなら快適に寝られるわー、風さんありがとーとつぶやきつつ、窓を閉める。
さて、本日の夜、窓を開けると、びゅんびゅん吹く風はなま暖かった。
うーん、暦の上は秋なれど、まだ遠い。
農園の片隅に作った小さな小さな池に、カエルが来てくれていたのは8月の始めのこと。
連日の猛暑ですっかり干上がって、鉢の底までカラカラに乾いてしまいました。
驚いたのは、鉢底にたまった土に、アリが巣をこしらえていたこと。
仕事が早すぎませんか?
2年前の夏、普段使いのバスタオルから着脱しやすくダサくないバスローブを作りたいと願い書いたことが、実現しました。
夏はあせもで困ることが多いので、風呂上がりはなるべく汗を吸い取りやすい素材のものを着たかったのですが、市販のバスローブは作りがしっかりしており、タオル地が厚く重いため、洗濯後もすっきりと乾きづらく、1年ほどでにおいが気になる状態になっていました。
今年、念願叶って完成したバスローブは、もんのすごく快適で、着脱しやすく見た目もカッコよいです。さらに薄手で軽く、洗っても乾きやすいという優れもの。洗い替え用も含めて2枚あるため、毎夜身につけ、快適に過ごしています。
製作者の母上様には頭が上がりません。ううう、ほんとうにありがとねえ。