剣と魔法のファンタジーのこと

剣と魔法のファンタジーな小説やゲームを好んで育ちました。

血のつながりのないいろんな種族がパーティーを組んで、家族のようにわちゃわちゃしているお話が大好きで、フォーチュンクエスト(深澤美潮著・電撃文庫など)や、ソード・ワールドRPGリプレイ集のスチャラカ編・バブリーズ編(富士見ドラゴンブック)の文庫本は、なんども読み返してぼろぼろながらも、今でも大切にしています。

剣と魔法のファンタジーと言いながら、剣も魔法もあまり振りかざさず、人情や人間味が溢れている感じが好みです。

……ということを思い出しながらラクガキしました。セリフはご想像におまかせ。たまにはこういう日もいいじゃない。

手帳に書きためた話のこと

なんともありがちな話ですが、手帳に書きためた物語があります。

それこそ、いつか世の中に出そうと思って、あたためてきたものです。でもそんなもの、誰にも読まれることなく終わるんだろうなとも思っています。

だって、どれもまだ「お話」がないのです。書きたいところだけ書いた設定集みたいなものなんですよね。地図を書き、地形や地質、産出する鉱石や作物、国や街、そこに住む生きものたち、街が抱える問題などなど、「何が起こった」を考えるよりも「今こういう風になっている」という世の中のしくみを考える方が楽しいのです。

人から見れば、なんて稚拙な!と思われるような黒歴史間違いなしの手帳ですが、どんなに未完のままだって、ずっと大事にするんだろうなと思います。