今年の終わりのこと

大晦日です。

今年も1年間、このサイトを見守ってくださり、誠にありがとうございました。自然・いきもの関連でもりだくさんの日々をおくりつつも、もりだくさんすぎて「日々のこと」にはうまく書き込めず、むしろ雑記やラクガキで息抜きさせていただいておりました。

本日も、散歩の途中で現れたジョウビタキさん(メス)を「すてきー」「きれいー」と囃し立てた結果、結構長いこと一緒にいてくださるなど、相変わらず素敵な体験をさせていただいています。

日々のなかには、トゲナナフシさんとか、レモンちゃんとか、オリーブさんとか、書ききれていない素敵なことが満載です。

あと数時間で、新しい年。

とっちらかったようなつたないサイトですが、来年もどうぞよろしくお願いします。

トゲナナフシの子どものこと

本日、トゲナナフシの子どもたちが、卵から生まれていました。

昨年秋に家に来て、今年の夏まで生きていたトゲナナフシさんは、数日に1〜2個くらいのペースで、直径5ミリ程度の小さな木の実のような卵を産み続けました。

春や秋などの気温が穏やかなときに孵化するかと思っていましたが、うんともすんともせず、草木も枯れる凍えるような寒さのなかでの孵化となりました。

こんなに寒くちゃごはんとなる柔らかな葉っぱを確保できるのかと青ざめましたが、庭に出ると、ワイルドストロベリーやハーブは寒さに縮こまりながらも青い葉をつけていてくれました。

ちゃんと、大丈夫なときをわかって、生まれてくるのねえ。

一族だとわかるのこと

通りすがりのご家族と思わしき4〜5人連れのヒトビトが、形は違うものの、みな同じようなポンポン帽を被られていて、大変ほっこりいたしました。

側から見ても、一族のつながりを感じました。

柚子湯のこと

いいかんじの柚子が手に入ったので、連日、柚子湯を楽しんでいます。

乾燥によりお肌の具合がいまいちなのですが、柚子湯に入るようになってからちょっと調子を取り戻しつつあります。ピリピリとした刺激もいい感じ。

保湿のためのあれこれを塗っても効果がなかったどころか、悪化しているのではと感じることも多々あったのに。お風呂の効果は偉大です。

はやくすっかり良くなるとよいなあ。

体をあたためすぎないのこと

今年はお肌の調子が悪いため、体を温めすぎないことにしました。

いつもなら、寝巻きの上にウールのベストと裏起毛のスウェットを着込み、もふもふの敷き布団とかけ布団の間にはさまって、重めの毛布をかけて寝るくらい、厳重に体をあたためているので、薄着でいるとすぐ体調を崩すのではと心配していましたが、今のところ特に問題なく過ごせています。

もしかして、今まで過保護だったのかしら……。

赤鼻のトナカイのこと

E テレで放送されていた「ルドルフ赤鼻のトナカイ」。わたしも子どもの頃に見たことがあります。

同質であることを強制されたり、見た目の違いで仲間はずれにされたり。物語としてはよくある展開なので、昔はとくに気にしませんでした。だってその先には、立場が逆転する場面があることがわかっているのですから。「みにくいアヒルの子」や「小公女セーラ」など、昔のアニメはどんなにいじめられても、最後はちゃんと報われるという内容であったように思います。

「今」、同じ物語を見ると、いくら最後に受け入れられるとわかっていても、無理解や不寛容な場面を目の当たりにすると、とてもきゅうくつな気持ちになって「やだー」と思っちゃうのです。

今の物語がやさしさに満ち溢れすぎているのか、わたしの心が耐えられなくなったのか、無理解や不寛容こそ時代に合わなくなってきたのか。

いろいろ考えちゃいました。

雪の日のこと

窓を開けると、一面に雪が広がっていました。

昨晩はひとかけらも積もっていなかったのに朝には雪景色。なんとも不思議なことです。

「水」のままならざあざあ流れていずこかへ吸収されるのに、「雪」になると草の上にも重くのしかかるのですから、水の性質はほんとに面白いです。

穴を掘るのこと

田んぼのわきに、カエルや土壌がすまう池を掘っています。

スコップ片手にえっちらおっちら掘っているので時間がかかりますが、土木作業の面白みを全力で感じることができるので、かなり楽しいです。

均一に美しく掘り進めるのも、建材となる石を大きさ別に分けるのも、パズルのようでとても面白いです。

やってみてわかることって、たくさんあります。