新年の準備のこと

干支の絵を添えて、新年の準備をいたしました。

今年も、このつたないWebサイトのことを気にしてくださってありがとうございました。

著しい進展とは無縁ですが、運営している本人だけは、なんとなく前に進んでいるような気がしています。とくに、この一年で色を取り戻し、再び絵や漫画を描けるようになったのは大きなことです。自分の強みを生かすなら、やっぱり絵なんだろうかと思い始めています。

皆様には、おヒマな際にでも、また、のぞきに来ていただけると幸いです。よろしくお願いいたします。

一年のおわりに、せっかくなので、この絵を描く過程も載せたいと思います。(無駄に長いので興味のある方だけ「続きを読む」をクリックしてください。)

“新年の準備のこと” の続きを読む

ネズミに捧ぐ大根のこと

畑に大根をとりにいったら、一番立派でうまそうなものに大穴が空いておりました。たぶんネズミが食べたと思われます。畑で作物を育てるようになって気づいたのが、ネズミも虫も鳥も野菜の一番おいしいところがちゃんとわかってるってことです。未熟なうちは食べないし、かたくスジだらけになっても食べないし。自慢の野菜のうまさをわかってくれる友たちに、その一本を捧げることにしました。

餅として食べるのこと

鏡餅にしようと本日購入した丸もちの消費期限が1月1日だったので、慌てて普通の餅として食べました。

そういえば昔は、餅の消費期限なんて考えもせず、カビが生えているかどうかで見極めていた記憶がありますが、期限が数字として表われてしまうと気になってしまうのよね…。

せめて鏡開きまでもつおもちを手に入れなければ…。

 

「ヒトビト」のこと

絵とコトバに「ヒトビト」を始め、絵を少し追加しました。

「ヒトビト」はとてもつたない絵ですが、コトバに詰め込んだ気持ちは10年以上経った今も変わりません。

過去にも今にも未来にも、ヒトとヒトが争う地に「正義の味方」なぞひとりもいないということに、気づいてほしいと祈るばかりです。

「に」のこと

絵とコトバに「」を始め、絵などを少し追加しました。

「に」は、以前運営していたWebサイトの看板として描いた絵です。この世はごった煮で、結局全ては腹の足しなんだから、みんな同じだろという考えは、10年以上経った今も根っこにあって揺らぎません。

もっとシンプルに生きていきたい。

予期せぬラクガキのこと

ラクガキしながら色々考え始めた結果、思ってもみない方向へいってしまうことがあります。

例えば、ちょっと古い歌を聴いていたら「社会に求められてきた日本の女性像」について考えてしまい、能面のような表情が完成。「でも、これからはそうじゃないでしょ」と思い直し、未来的なものを入れようとしてなんだかよくわからない方向へ。最終的には、扇のような斧のような物騒なものを持ち、口に出さずとも気持ちを察せさせることができるメッセージボードを掲げた皮肉なラクガキになっていました。

こういうこともあります。

小かぶが甘くてみずみずしいのこと

農園でとれた野菜がどれも格別に美味しくて、今年の冬は充実しています。

真白い小かぶも、生のままスライスしただけで、とっても甘くてみずみずしく、寒くなってきてから野菜の甘みがぐんと増したことを実感します。

自分が凍らないよう糖分を増やすとか、植物の変化はすごいです。

わっぱ飯のこと

思い切って、わっぱの弁当箱を買いました。

仕切りがなかったので、庭に生えているハランさんにご登場いただいています。

これまで、腹に入れれば皆同じだろうと、タッパーに食材を無造作に詰めていましたが、わっぱさんにはちゃんと装わねばという気がしています。

プラスチックを使わない生活の幅が、少しずつ広がってがっています。

 

思い出飯のこと

思い出のなかで燦然と輝く、あのお菓子やごはん。

食べられないからこそますます恋しくなるのだろうけれど、できれば好きなものは末永く食べられる方がよい。

真っ当なものを作ってくれるお店を、大切に利用して応援しようと思う。