ハエの寄り方から察したのこと

本日も、朝から農園で、秋冬野菜の種を蒔きました。

種を蒔く、ということは、土を耕す、ということ。そして、土を耕すということは、その部分に暮らす生き物の住処を壊すということです。それをまざまざと思い知ります。

いきものたちが過ごしやすい環境を保つことで、その力を借りながら食べものを育てようとする農園には、とてもたくさんのいろんないきものが、あらゆるところに生きています。

今どきの草は、夏と比べると旺盛さがなくなり、刈ると、根元は枯れたようになっています。夏の間好き放題伸びた草の根を取り除いているときも、アリやらクモやらハサミムシやら陸生の貝やら、もうなんかよくわからんたくさんのものが、てんやわんやと動いているのが分かります。

「すまん、いまからここに種を蒔きたい。なるべく壊さんようにするから、今のうちに逃げてくれんか、」と話しかけても、当然通じません。

野菜を育てるのはただのヒトのエゴなのに、他のいきものの住処を破壊したり、うっかり殺したりすることになるのです。手を動かしながら、昨日写経をしたときに唱えた「不殺生」という言葉がぐるぐる回ります。

ともかく、できるだけ被害を出さないよう、カブを植えるところだけクワで耕し、葉物を植えるところは耕さないことにしました。すると、クワで耕した方に、ブンブンと小さなハエが寄ってきたのです。ハエたちはとても優秀な分解者で、いきものが死ぬとどこからともなくやってきます。つまり、耕した方がいきものたちのダメージが大きかったのですね。

そんなことをハエたちの寄り方で察しました。

うう、不耕起栽培、目指したい。

クモさんが居着かずさみしい、のこと

うちのまわりに巣を作っていたジョロウグモたちが、台風のあとくらいから姿を見せなくなり、しょんぼりとしています。

例年、夏は盛んに小さなジョロウグモが巣をつくってくれるものの、秋にはほとんど見かけなくなってしまうため、さみしいわたしは、近所の家のあちこちで、立派に成長したジョロウグモたちの姿をながめるのです。直径1メートルにはなろうかという大きな巣と、でっぷりしたお腹、美しい黄色と青の鮮やかなまだら模様!うっとりですね。

よく見てみると、ジョロウグモが立派に育つ家とは庭木の大きさや数、生え方などが違います。強い風を防いだり、外敵につままれにくかったり、我が家の庭ではそういう機能が未熟なため、クモたちが安心して暮らせる環境になっていないようです。

でも、一匹もいなくなるなんて……。

もしかして、大食らいのスズメの雛が……?!

スズメの雛は大食らいのこと

ガラス窓の向こう側、スズメの雛が一羽、こちらに気づかず鳴いている。しばらくすると親がきて、雛の口に虫をつっこんで去っていく。

雛の鳴く長さは空腹と比例するようで、はじめはずっとヒリヒリ言っていたが、虫2〜3匹が腹におさまったあとは、親の姿が視界に入るとヒリヒリ鳴き出し、虫5〜6匹平らげたあとは、なかなか飛び去らない親に「もっと!」と強張るようにヒリリとちょっと鳴く程度。9〜10匹食べたあとは、しばらくその場で遊び、飽きたらどこかへ飛び去ってしまった。

観察を始めてからだいたい1時間程度で、ちっこい体に10匹も虫をおさめていった雛。

確かに、違うのは高い鳴き声とほんのり薄い模様くらいで、大きさは親とほぼ同じだった。でも、一度に、そんなに、入るもんなの?

スズメの雛は大食らいである。そして、いつの世も親は大変である。

「How Dare You!」のこと

若い頃、世の中をこんなふうにした先人たちを恨めしく思っていた。

美しい野山と海に囲まれて、自然のめぐみをいただいて暮らしてきたであろうに、いつのまにか大事なものを取り違えて、コンクリとアスファルトに囲まれた、いのちをかえりみることのない世界を選んだ先人たちを。

この怒りは、今でもわたしの中にある。

そんなわたしも大人になった。今のこどもたちから見れば「この世をこんなふうにした先人たち」に含まれる、大人のなかま。残念だけど、確かにそのとおり。

わたしは大人になった。それならば、自分が暮らしたいと思える世を残せるようしたたかに生きてやる。

グレタ・トゥーンベリさんの演説(Youtube/毎日新聞のチャンネルへリンク)

脱プラしよう(ハンガー)のこと

金物のハンガーを使うようになって、2ヶ月程経ちました。

奥はニトリで購入したステンレス製、手前は無印良品で購入したアルミ製です。

ステンレスはとても丈夫ですが、少し重め。ニトリには、写真のように肩の部分が二重になっているものと、シンプルのものが両方売っており、用途に合わせて使い分けています。一方、アルミはとても軽いのですが、たまに風にあおられて物干しざおから外れてしまうので、風向きを考えて干すようにしています。アルミ製は気軽に買えるお値段なのも魅力的。

そして、どちらも金属なので触るとひんやり気持ち良し。吊るしたハンガーたちが風で触れ合うとシャラシャラと良い音色で、耳にも心地良し。夏場の熱気にアッツアツになるということもなく、夏にとても向いているなと思いました。

こちらもまだ使えるプラスチックハンガーと半々くらいで使っていますが、いずれはプラをなくすつもりです。

ちなみに、洗濯バサミがいっぱいついてる小物を干すやつも、ニトリで購入したステンレス製のを使っています。しっかりしてるし、からまらないし、そんなに重くないし、ピンチの部分も開きやすいし、使いやすいですよー。

脱プラしよう(洗濯バサミ)のこと

アルミ製のピンチを洗濯バサミとして使い始めて1ヶ月ほど経ちました。

洗濯関連商品の売り場は、濡れても腐らず、軽くていろんな形になる便利なプラスチックたちの縄張りのようになっていますが、実際に使い続けると、軸がポッキリ折れやすかったり、日光でポロポロと粉状になったりと結構脆く、長持ちしないのですよね。しかも、このポロポロはマイクロプラじゃん!というわけで早急に変えたかったのです。

こちらのアルミ製のピンチは、東急ハンズで購入したものですが、軽く丈夫だし、力もそんなにいらないし、結構安いのが魅力的。

今はまだ、プラスチック製の洗濯バサミと半々くらいで使っていますが、徐々にアルミピンチ100パーセントにしたいと思います。

小さな世界の美しさのこと

小さな世界の美しさを見つけることができると嬉しくなります。

まあ、こうした小さな世界はそこらじゅうにあって、わたしなんぞが気付こうが気づくまいが、いつでも美しいのでしょうがね。

日本各地で普通に見られる虫のこと

「珍しい、きれいな虫がいる!」と勢い勇んで撮影しました。例によって例のごとく、内心、大発見なのではとわくわくしながら。

家に帰って調べてみると、ツマグロオオヨコバイという、日本各地で普通に見られる虫とのこと。

日本各地で普通に見られる虫、すごくきれいじゃん!びっくりしました。