おこもりは万全のこと

明日、ぐったりするかもしれないとわかっているなら、おこもりの準備をするしかありません。

おカイコ様用の桑をとってきて多めに与え、トゲナナフシさんの住環境を整えたのち新しいサカキとレモンバームを与え、冬眠から目覚めたクワガタさんの昆虫ゼリーをかえ、その他もろもろを終え、これでもう大丈夫。

明日は無事にぐったりできますね!

低気圧に眠らされるのこと

雨がざあざあと降っています。

低気圧がやってきた今日は、真昼でも薄暗く、意識もまぶたも重くなるばかり。

圧を感じる空気に任せて目を閉じてしまえば、大変すこやかに眠ることができました。

こういうの、嫌いじゃないです。

美味しいパンのこと

近所においしいパン屋さんがたくさんあるって、しあわせです。

大きくてどっしりした胡桃パンには夢がつまっていると思います。

お祈りポーズのこと

いろいろな種類のイモムシ様全てに共通というわけでもないのでしょうが、じっとしているときや脱皮前などに頭を上げて足を揃えていらっしゃるポーズをする方々が結構おられので、大変可愛らしいと思い眺めています。

無意識に保つことができるということは、比較的楽な姿勢というなんでしょうかね。

 

1〜3日で2倍になるのこと

エゾヨツメという蛾の幼虫をお育てしています。

生まれたばかりと思われるエゾヨツメは、葉の裏にはりつく姿を視認するのに苦労するほど小さいお姿ですが、ウミウシのように素敵な突起が目立つので、かろうじて居場所を把握することができました。

次の日、摘みたてのクヌギの若芽を与えると、もりもり食べてたくさんうんちをしていたので、元気に育っているようで安心しました。

さらに次の日、クヌギの葉の裏に張り付く様子を微笑ましく確認したのですが、少し違和感を覚えてました。

……こんなに見やすかったっけ?

もう一度まじまじと見てみると、サイズが2倍程度大きくなっているように感じました。当初は目を凝らさないと細部がはっきり見えないほど小さかったのに、今ではむっちりしたボディも素敵な突起の本数も余裕で数えられそうです。

3日で2倍?成長が、はやすぎる。

見逃していたのこと

昨年の夏から秋にかけて、庭を訪れてくれたオオカマキリが、卵を残してくれていました。ひとつはレモンバームの茂みに、もうひとつは藍の茎に。

それを見つけた父が、つるバラの支柱にくくりつけてから半年あまり。ひとつの卵からわらわらと子どもたちが孵化する様子を発見しました。

小さくてやわっこそうな体のカマキリが、レモンバームの葉っぱの上でキョロキョロとあたりを見渡す様子はとても可愛く、となりを歩く強靭そうなアリとの差が激しく、生き残れるのだろうかととても心配になりました。

カマキリの孵化は、カイコが孵化したのとほぼ同じ時期で、春に生き物たちが一斉に目覚めるのを感じたのですが、それから1週間ほど経っても、もうひとつの卵に変化は見られません。

心配でちらちら様子を伺っていましたが、本日、卵塊から孵化したあとのビロビロが垂れ下がっているのを発見。随分前に孵化していたことにようやく気づきました。

気にしていたはずなのに、大事なところを見逃しました。

面白くなってきたのこと

長年ヒトとして生きている「大人」は、ヒトという生きものの集大成だと思っていたので、大人に囲まれて暮らしていたわたしは、ヒトという生きものについてよく知っていると思い込み、ヒトに対するネガティブな印象が年々蓄積していくのを感じていました。

4月から一転、子どもと関わるようになり、大人がヒトの集大成だなんておこがましいにもほどがある、とんでもない誤解だったと知りました。同時に、ヒトに対するポジティブな印象がどんどん蓄積していくのを感じています。

ヒトの面白さが、ようやくわかってきたー。