おかゆのこと

おかゆが美味しくてたまりません。

昔は、硬めで粒がたったようなごはんが好きでしたが、今はくったりよく煮込まれたおかゆが大好きです。

わたしの体が変化するにつれて、好みもどんどん変化していきます。

こぐもちゃんのこと

床に小さな点がある。いや違う、クモだ。とても小さなハエトリグモだ。

いつもなら「あらこんにちは」とご挨拶したあとは特になにもせず、自由で元気に過ごしていただくのだが、コグモちゃんは誤って踏んでしまいそうな絶妙な場所にいる。

仕方がないので、そのへんの紙の上に移動していただき、安全な窓辺までお連れしたのが2日前のこと。

それなのに、本日、まったく同じ床の上に、コグモちゃんがいたのである。

よりによってなぜその場所?なにか美味しいものでもあるのかしら。

遠方のお山に登るのこと

遠方のお山に登りに行きました。登山ほど過酷ではないものの、てっぺんまで往復2〜3時間はかかります。

その場の景色や生き物たちの美しさや素敵さを思う存分感じつつ、つい、地元のお山のことをぷかぷかと思い出してしまいます。

わたしはかなり、地元が好きなのだと、遠方に来て気づきました。

セミのおしっこひっかかるのこと

木の上でセミがギャチギャチっと変な声をあげた。

なんだろうと思ったが、とくに気にすることなくその場にとどまっていると、雲一つない晴天から、ごくわずかな量の水分が降ってきた。

これは、セミのおしっこ!

かなり高い場所にいたようだから、「わたし」を認識して「ひっかけた」のではなく、たまたま「ひっかかった」だけだろう。

思わずにおいをかいでみましたが、とくににおいはしませなんだ。

 

サギのこと

見るたびに「サギーさーん!」と叫びたくなるくらい、サギが好きです。

そんなサギの絵を描いていると急に「ペリカンに似ているな」と思ったら、サギさんはペリカン目もお方でした。

やっぱりー!

お祭りにゆく人を見送るのこと

目の前を、甚平姿の子どもとその親御さんが歩いていきます。どんどん増えていきます。道沿いの住宅から浴衣の子もかけてきて、同じ方向へ歩いていきます。どうやら本日、この地域のお祭りがあるようです。

遠くからでも良いのでその会場を一眼見てお祭り気分だけでも味わいたかったのですが、親子連れは住宅街のいずこかへ消えていきました。

祭りの全貌は見えずとも、朝からちょっとわくわくしました。