そんな日もあるあるのこと

本日もラクガキ。

もうね、今日はこんな表情をするしかなかった。そんな日もあるある。

でも、一日中こんな表情だったわけじゃない。むしろ、もっと楽しくてゆかいで嬉しい顔をしている時間の方がずっと長かったのに。取り出して眺めるものは、ネガティブなほうの記憶だなんて、もったいないよねえ。

今日はのんきに眠ります。

覚えたての言葉を使ってみたい症候群のこと

調べて見たら、英語ではラクガキのことをdoodleともいうらしい。

doodleという言葉は知らなかったけれど、このラクガキにはdoodleという響きが似合う気がする。

言葉は、国や地方によって微妙な違いで言葉をわけたり、おおざっぱでひとくくりにしていたりするところが面白い。

というわけで本日は、覚えたての言葉を使ってみたい症候群、doodleの巻でした。

いもむしたちの夜のこと

皆さんは、夜のいもむしをご覧になったことがあるだろうか。わたしは今夜、初めて見た。

我が家の小さな駐車場のコンクリの上に1ぴき、伸縮しながら前へ進むいもむしがいた。夜なのでコントラストくらいしかわからないが、背中側はのっぺりとしていて、足元に強い色が入っているように見える。

葉や枝の上、あるいは土の中でよく目にするが、硬いコンクリの上を一心不乱に歩く姿は珍しく、つい、しゃがみこんで観察してしまった。いもむしは、どでかい生き物に注目されていることを知ってか知らずか、とくにスピードを変えることなく、伸び縮みを繰り返し、少しずつ前方へ進んでいる。

剪定枝から出てきたのかな、と思いつつ玄関に向かう途中で、もう1ぴき、先ほどとは違う模様のいもむしを目撃する。こちらはなんとなく、丸まっているようないないような、不思議な姿勢のままうごめいている。何がしたいのかは、正直、よくわからない。

ちなみに、本日我が家では植物の剪定などはしなかったそうである。ならば、このいもむしたちは、住処を奪われしぶしぶ移動しているのではなく、自ら望んでコンクリの上に這い出して来たことになる。いもむしたちは、こうして鳥たちがあまり動かない夜に、行動範囲を広げているのだろうか。

なんとも不思議な夜である。

レモンの木と3びきのクモのこと

小さなレモンの木には、3びきのクモが住んでいる。

2ひきは、葉の裏にもしゃもしゃした多面的な巣を作り、1ぴきは、葉と枝の間に平面のきれいな巣を作る。

もしゃもしゃ組は、以前まで黒っぽくて、丸っこくて、とても小さかった。このうち一方は脱皮して、足が一回り長くなり、身体つきもほっそりしてきた。青白く美しいクモになるらしい。

平面な巣を作る方は、黄緑色で小さくてかわいい。がさがさとレモンを探る不届きものが現れると、びっくりして、細長ーい糸を風に流して、別の場所へ飛んでいこうとする。その行動に、むしろ不届きものの方が驚いて、慌てて糸を巻きとり、もとの場所へ戻っていただいた。

レモンの木は3びきのクモに守られているようないないような。ともあれ、元気で過ごしている。

どんぐり拾いのこと

どんぐりをポケットに入れて持ち帰りました。

数あるどんぐりの中から「これだ!」というものを見つけられたときは、誇らしい気持ちになります。

ひとくちにどんぐりと言っても、色や形、なりかた、食べられるかどうか、ついてる木の感じなどなど、色々違いがあるのです。

ポケットからどんぐりがこぼれないよう、そっと手を添える、そんな気持ちを大切にしようと思います。

ジョロウグモさんの安心感のこと

ジョロウグモさんが、うちの庭ででっかい巣をつくり、ぷっくりと大きくなっています。

たぶん、このジョロウグモさんは、ニンゲンどもにうっかり巣を壊されてもめげなかった、あのジョロウグモさんに違いにない。(ちょうど、頭に引っかかりやすい場所に巣があったのよね……。その節はほんとすまん。)

いまでは、こんなに立派になって……。

ジョロウグモさんの大きな巣がおうちにあると、とっても豊かな気持ちになります。あんしんするー。