おカイコ様も便秘に悩むのこと

箱の片隅で、じっとしているおカイコ様がおひとり。しばらくすると、おしりのあたりから黒いカタマリが。そう、うんちです。

桑しか食べないおカイコ様のうんちは、黒くて丸くてコロコロしており、桑の葉のよい匂いがいたします。

ただし、いつもと違ったのは、そのウンチの大きさ。丸くてコロコロではなく、長いのです!他のおカイコ様のウンチと比べると、その量は約4回分!

おカイコ様も、便秘に悩む方がいらっしゃるのだなと思いました。ちゃんと出てよかったね〜。

葉脈をむしゃむしゃ食べるおカイコ様のこと

おカイコ様は成虫になると食事をしません。五齢と呼ばれる幼虫のうちに一生の8〜9割の量の食事をすると言われています。

立秋に生まれた我が家のおカイコ様も、脱皮してどんどん大きくなりました。五齢の幼虫ともなれば、今まで食べられなかった桑の葉脈も食べられるほど、顎も丈夫になっています。

成長具合を味わうように、この葉脈を好んで食べる子がいます。柔らかい葉には目もくれず、葉脈の部分にがじがじと噛み付いて食べ続ける様子は、とてもかわいいです。

がんばって大きくなってくれ〜。

毎日チョウが訪れる庭のこと

我が家の柑橘系(レモンちゃん、不知火さん)と、キャベツの成れの果てには、毎日毎日新たなチョウが訪れます。

蜜を吸ったり、伴侶と出会ったり、卵を生んだり、生まれたり、チョウの一生を満喫している様子です。

ちなみに、今年はおカイコ様のフンを庭に撒いています。例年よりも、植物たちがもりもり元気になっているような気がします。

本日もラクガキのこと

本日も描きたいように描いたラクガキです。

最近は、現在めきめきと成長中のおカイコ様の蔟(繭をつくるための場所)づくりについて考えています。

地蔵堂での不思議なご縁のこと

4月、とあるお寺の門の前で、奥に咲く花をぼんやりと見ていたら、見知らぬご老人に話しかけられました。

お寺の由来や地元の歴史など、とうとうとお話されるのを興味深く伺っていると、「年に一度、8月24日に地蔵堂の中のお地蔵様が見られるよ。」と教えてくださいました。

その地蔵堂が由緒ある場所であることは知っていましたが、普段は扉が閉ざされており、中を窺い知ることはできません。

ちょうどその日、いつものように地蔵堂にごあいさつしたときに、真正面の障子の一部がはがれていることに気づきました。中が見えるのではないかと期待して背伸びをし、その場で目を凝らしてみると、暗いなかに仏像のような何かがあることがわかりました。

ご老人に話しかけられたのは、このあとのこと。

あまりにタイミングが良かったので、中を覗こうとするわたしの怪しい様を見られていたのではないかと心配しましたが、ご老人は地元愛を語るついでに教えてくれただけのようでした。

不思議なご縁で教えていただいたからにはぜひとも見てみたいと思い、本日、地蔵堂を訪れると、普段は閉められている扉が全部取り払われており、なかみを全て拝見することができました。

不思議なこともあるものです。

処暑ですのこと

本日は「処暑」。これで一番暑い時を乗り越えたかと思うと、嬉しいですね。

暦カレンダーのおかげで、今年はいろんな季節の言葉をリアルタイムに実感できています。

暦って、すごい。

味噌煮込みうどんの出番のこと

畑で草を刈っていたら、どばーっと汗が流れてきた。曇り空から太陽がのぞき、一気に気温が上がったらしい。熱中症対策のラムネを噛み、麦茶を飲んだが、なんだかどっと疲れがきた。ミネラルが、足りない。

農作業でだばだば汗をかいた日は、塩分の多い食事をとることが多い。そうしてようやく目が覚めたように、体がもとに戻ると感じる。

そして、今夜は「味噌煮込みうどん」。夏だって、あっつあつを食べるのだ。

ひとくちめで「求めていた味だ!」と脳内で拍手喝采。気温が高く蒸し蒸しするこの地方で、ミネラル不足を補うには、やっぱり赤味噌。お味噌汁も大好きだけど、味噌煮込みうどんだと嬉しくなっちゃう。

全国各地にいろんな味噌があるということは、その地方の大変さを乗り切るために必要だということなんだろうなあ。

味噌煮込みうどん、うまかった。