着たい服は変わるのこと

ほんの少し前までは、首のあたりから寒い風が入ってくるので、なるべく首の詰まった服を選んでいました。

しかし、今は首のあたりの具合が悪く、なるべく開放したくて、首の部分の開き具合を調節できる服がほしいなと思いました。

他にもいろいろとほしい機能を盛り込んだら、着物のような作務衣のような、そんな服にたどり着きました。

そういうのでいいんですよ。

編み物で息抜きのこと

自分用に灰色のベストを編んでいます。

最も苦手だと思っていた編み物で、いつの間にか息抜きをしていることに驚いています。

ヒトって、案外簡単に変わることができるようです。

編み物を思い出すのこと

眼底検査のために瞳孔を開く目薬をさし、数時間焦点が合わなくなりました。

やりたかったあれやこれやは、「見る」ことが必要となる作業のため、瞳孔が開いている間はできません。目を使わずにできる作業と考えた時、「編み物ならできる」と思いました。

去年の冬に買い溜めした毛糸をひっぱりだして、せっせと編み始めます。うすぼんやりとしか見えなくても、手を動かしていればできるという技術は、強いなと思いました。

雨の日の手仕事のこと

晴れたら外でしたいことがあったけど、朝から雨が強く降っていたので早々と諦めました。

かわりに取り出したのは裁縫道具。穴の空いた衣服のかけつぎをすることに。

裁縫の一番いいところは、どんなものでも出来上がったら着られるようになるというところです。

出来栄えはほどほどですが、自分で使うものなのでこまかいところはどーでも良いのです。

急に形に見えてくるのこと

綿のくつしたを編んでみようと思いました。

冬の終わりから編み始めましたが、苦戦しているうちに春を迎えました。編み進めてもなかなかくつしたらしい形に見えなかったことも、やる気が下降した原因のひとつです。

とりあえず、きりのいいところまで編んでみようと、もういちど編み始めたところ、急にくつしたらしく見えるようになりました。

いつのまにこんなに編めていたんだろう……?

完成していないのに、難関を突破した気分です。

毛糸のパンツを編むのこと

相変わらず、毛糸のパンツを編んでいます。

だんだん編み物にも慣れてきたので、過去に作ったものとは違う形に挑戦しています。

網目を足したり引いたり、結構適当にやってもなんとなく形になっていくのが面白いです。

編み物が、楽しくなってきました。

できてるのこと

あたまをからっぽにしたい日、あるいは、何もやる気が起きない日。

とりあえず編み棒を持って、うりうりと手を動かしてみる。

音楽、ラジオ、誰かの雑談など、耳障りのよいものを聞き流しながら、手を動かしているだけで、いつの間にか形ができてくる。

手袋だったり、毛糸のパンツだったり、いずれ自分の役に立つものが、出来上がってくる。

編み物って、すごく楽しい。

で、できた〜のこと

手縫いの手袋が、一対できました。

初心者には難しすぎる指の部分や柄などを省略したシンプルな仕上がりですが、初めての手作り手袋なので気に入っています。

指先まで暖かくありたいという理由で今まで「指なし手袋」を避けてきましたが、使ってみると着用したまま作業ができるので、とても便利です。

今も、着用したまま文字をうっています。あったかい〜。

自分に合わせて作るのこと

だんだん編み物に慣れ、楽しくなってきました。

超初心者のわたしにとって、毛糸が不意に編み棒から外れることが最も恐ろしい事態でしたが、最近は奇声を上げつつもなんとか対処できるようになりました。

自分のサイズに合わせ、動きやすいようデザインをテキトーに変えられる楽しさも感じるようになりました。

自分のサイズに合わせ、デザインまでお好みにオーダーメイドできるなんて、手芸ができるヒトの面白さが少しわかった気がします。

片手ばかりできていくのこと

手袋を編んでいます。

本を参考にしたら手が大きくて入らず、手に合うように編み直したら形が不恰好になり、もともと余った毛糸で編んでいたのでもうひとつ分足らず、余った別の毛糸を使って編み始めたら違うデザインにしたくなり……という、紆余曲折を経て、手袋(片手)がふたつできました。

毛100%なので、驚きの暖かさです。

とりあえず、指なし手袋の方の毛糸はまだあまりがあるので、もう片方分も編みたいと思います。