わたしの着たい服のこと

綿100%の服が着たいのです。お肌の主張が強いので、麻だとちくちくしてしまうのです。

透けない服が着たいのです。透けたシャツの下に着るおしゃれなものなど持っていないのです。

形がシンプルな服が着たいのです。いつでもいくつになっても着られる服が一番だと思うのです。

襟がしっかりある服が着たいのです。風門(ふうもん)が冷えると体の具合が悪くなるのです。

というわけで、自分が着たい服の絵を描いてみたのですが、今、こういうなんでもない服が、そのへんのお店には売っていないのです。

なぜなの。

いつも、新種発見!の文字がよぎるのこと

おめでたくもおこがましい思考を持つわたしは、自分が今まで見たことない、ちょっと変わった見た目の生きものを見るたびに、「新種発見!」の文字が頭をよぎり、少しそわそわします。

しかし、街なかでぶらぶら歩いているだけで新種を発見できるなんて都合のよいことはなく、全て、そのへんにのんびりに暮らしている生きものの仲間です。

山梨県のワイナリーの花壇を飛び回るハチドリみたいな虫を見つけて興奮したときも、ホシホウジャクというスズメガの仲間だったし、つい先日見つけた黒紫にぬらりとテカる大きなナメクジも、ヤマナメクジなんじゃないかと思われます。

このように、なんども「新種発見!……ではない!」という経験をしてきたにも関わらず、本日またもや「新種発見!」とそわそわする生きものに出会いました。

それが本日の写真の殻に毛が生えたようなカタツムリさんです!こんなの見たことない!うわー!と興奮しましたが、やっぱりこの方も、もちろん発見済みの方でした。

オオケマイマイさんです。はい。少し調べただけですぐ名前が分かりました。

でも、わたし的には、こんなカタツムリさんがいるとわかって、すごく嬉しい。なんてヘンテコなんだろう!素敵!

 

クモが走る速さのこと

脱衣所の天井付近に、ちっさなクモさんを発見。

ぼんやり見ていた3秒ほどの間に、ちゃーっと上まで登って行ってしまいました。その距離、およそ20センチ。

とても小さなクモですから、おそらく体長は2ミリくらいでしょう。たった3秒で自分の体長の10倍の距離を、道具も使わずに、垂直に駆け上がったということです。

すごすぎるでしょ。

新しい楽しさのこと

今更ですが、マイクロプラスチックのことを真剣に考えて、行動しようと思い立ちました。

今は、身の回りのプラスチック製品を見直し、使い捨てをやめ、劣化しやすいものにプラスチックを使わないよう、道具や暮らし方を変えている最中です。

当然、いろんなものを買い換えたり、自分で作れないか模索したりする必要があります。

この、新しいことや、ものを考えるのがとても面白いのです。

とりあえず、荒物屋に行きたい。

生きものの存在感がすごいのこと

生きものの存在感というのはすごいものです。

今朝方、道路脇のフェンスの前で3度ほど足を止めました。

1度目は、どでかく、太く、紫がかったナメクジが、フェンスにつかまってぶら下がるような形で逆さまにくっついておりました。ナメクジも、こんなに堂々としていると、なんだか見ちゃいます。

2度目は、細く、長く、やわらかい色合いのナナフシでした。こちらもフェンスと逆さまにくっついておりました。フェンスがね、こげ茶のような濃い色合いだから、すごく、目立ちます。

3度目も、どでかく、太く、黒みがかったナメクジでした。この子も逆さまにくっつきつつも前進していたので、どういう仕組みで動いているのか足?らしき部分をじっと見つめました。波のようでした。

見過ごせませんね。

ハエトリグモさんと目が合うのこと

家の内外をぴょんぴょん飛び回るハエトリグモさん。

本日、網戸の向こうに発見したので、声をかけてみました。

すると、「なに?」という感じで、わざわざ身体の向きを変え、顔もこちらに向けてくれるんですね。

気のせいかなと思い、あちこちから覗き込むように移動して声をかけてみると、わたしの顔を追いかけるように、ハエトリグモさんも顔を動かすのです。

クモの立場で考えれば、ヒトははるかに大きな生きものです。それがこちらを見て、しかも音声的なものを投げかけているのに、逃げもせず、むしろ近づいて顔をよく見せて「何か御用でしょうか?」という感じで小首など傾げるなんて、なんて無防備で度胸があるのでしょう!これがスズメなら、わたしの存在に気づいた途端に逃げてますよ!

ハエトリグモさんのフレンドリーさに、メロメロしっぱなしです。

蚊が部屋にいる、のこと

蚊が部屋にいる、と思う。

真夜中まで潜み、家主が寝入った頃に近づいて、あちこちから血を吸っていく。家主はかゆさで目が覚めて、真夜中に蚊と戦うことになる。そんなことが、この2、3日続いている。

頭がいいなと思うのは、真夜中まで待つところ。同じ部屋でゴロゴロしているときは近づかず、家主が寝入ると飛んでくるのだ。

ホント、勘弁してほしい。

コミカルな白と黒の集団のこと

嬉々として、街へ繰り出す白と黒の集団を見たのです。

こうして見ると、パンダのようだな、と思いました。

パンダの集団がウキウキ歩いている思ったら、とてもコミカルなものに見えてきました。