今年の梅と昨年の梅のこと

今年の梅を漬けました。

梅漬けのメインは例年通り、スーパーで購入してきた青梅(小梅)たちですが、我が家の梅ちゃんも素敵な実をつけてくれたので、ありがたく漬けることにいたしました。今年ついた実はたった4粒なのですが、昨年よりもだいぶ大きく、丸々ふくふくしており、商品の小梅たちよりもどっしり立派な感じです。

ここで、我が家の梅ちゃんを紹介しましょう。

我が家の梅ちゃんは、背丈わずか30センチ足らず。お正月頃に売り出されていた松竹梅のおめでたい盆栽のひとつで、松などと一緒に和風の小さな鉢に植えられています。観賞用のものなので、おそらく花梅だったのだと思います。

それが、昨年はとてもいい感じの実を大量につけてくれたので、初めて梅漬けに加えようということになりました。で、食べてみたら、ものすごく香り高くてとっても美味しかったのですね!とてもびっくりしました。

それから、わたしは梅ちゃんにとても美味しかったことを報告し、お礼を言い、たびたび話しかけるようになりました。今年、美しい花をつけてくれたときも、梅ちゃんの前にしゃがみこみ、「きれいだね〜」「いっぱい咲いてるね〜」「今年も実がつくかな〜」とわくわく話しかけました。

そして、ついたのが、この、立派な実です。いつのまにか梅ちゃんは、観賞用の花梅から、実梅に変わってくれたのだと思います。

上の結果を踏まえ、断言します。

植物は、ちゃんと聞いています。ちゃんと聞いていて、気が向いたらちゃんと応えてくれようとしています。

すごすぎるよ、梅ちゃん!