明日からのこと

明日から新しい場所へ赴くので、少しそわそわしています。

こういう気分は春の定番だったので、真冬にあると少し慣れない感じがします。

わくわくと、どきどきね。

イチョウ並木の下を歩くのこと

鮮やかな黄色!美しいイチョウ並木!

素晴らしさを体感しようと歩いてみると、漂うギンナン臭。

足元で潰れるギンナンたちを踏まぬよう、ヒヤヒヤしながら歩かねばならぬ。

こういうのは体験してみないとわからんもんよね。

でもたぶん、来年には忘れて、またうきうきとイチョウ並木を目指すんだろうな。

 

 

変化のこと

夜のバス停から、こっそり眺め続けた一本の街路樹は、今日もウサギの魔物の形を保ったままだ。

先日も、変化しないところがおかしい、ということを書いたが、よくよく見ると変化はあった。

気付けば、2対の翼が生えている。

一方は、天使の羽のように羽毛がふさふさと生えたもの。もう一方は、悪魔的な骨組みだけのもの。

ちなみに本日を最後にこのバス停を利用することはなくなるため、ウサギの魔物も見納めとなった。

ウサギの魔物の正体を暴くような無粋なことはせず、ミステリアスな最終進化を感じられてよかったと思う。

温かいもののこと

お昼に食べたおうどんは、今のわたしの気持ちにピッタリと寄り添ってくれたので、豊かな気持ちになりました。

外でもこういうご飯が食べられるのは、得難いことです。

今日の思い出の落書きのこと

本日はひとり旅に出かけたのです。

電車に乗って、道行く人と会話したり、名所を訪れたり、旅を満喫したのです。

急勾配の坂をストイックに上がりながら、こうして昔も登ったことがあるかもしれないと感じました。

知らない自分と今の自分が重なったような不思議な感覚でした。

まあ、それとは関係ありませんが、今日の絵はのびのび描けてよかったです。

今日も謎の落書きのこと

「耳が二対ありませんか?」

「これらは腕です。」

「それでは、腕と足が合わせて三対あるため、あなたは昆虫に分類されます。」

「瑣末なことです。それであなたがたの気が済むのなら、我々は気にしません。」