シャキシャキレタスとモシャモシャレタスのこと

With farm で畑をお借りした際、レストランなどに卸すために育てられていた先住野菜さんたちがおりました。

写真右上のサニーレタスさんも、その一種です。

それまで、サニーレタスといえば「添え物」のイメージが強く、自ら積極的に購入するということもありませんでした。

しかし、先住野菜として植えられていたサニーレタスさんは、全部で10株程。春も近いので、とうがたつ前に早く食べねばなりません。ご近所に配るのも限界があり、実質、5〜6玉は我が家で消費することとなりました。

特にステキな食べ方も知らなかったので、生のまま、サラダや巻物などでひたすらモシャモシャ食べました。味が濃くて食べ応えのあるサニーレタスは、単体でも、どんな食材に合わせてもおいしく、次から次へどんどん食べてしまいます。しかし、食卓に毎回のぼっていたこともあって、頭では、いつか飽きるのではないかとも思っていました。

本日、ついにサニーレタスさんを食べ尽くしたらしく、買ってきた別のオシャレなレタスが食卓にのぼっていました。なんと!久々のふつうのレタス!わーい、と食べてみると、とてもみずみずしくてシャッキシャキなのですね。すごくフレッシュ!と一瞬感動したのですが、それだけでした。野菜の味がしないのです。まるで水を食べているような物足りなさ。聞いてみると、本日食べたレタスは水耕栽培だとか。なるほど、水を食べたというのもあながち間違いではないわけです。

水分をたっぷり含んだものを噛んで、シャキシャキの食感と溢れる水気を楽しみたいヒトには素晴らしいお野菜だと思います。しかし、もうそれには、野菜本来の成分は含まれていないのでしょう。

畑でのびのび育った大量のサニーレタスさんは、モシャモシャ食感で、フレッシュだけれど、噛むたびに水がほとばしることはありません。でも、主役級のうまさがありました。

結局食べ飽きるということはなく、今もさみしさは続いています。

本日の営業は終了しました。のこと

春の野の草を描かなければならないのです。植物画教室の課題なのです。日々、春の野の花を眺めながら歩いていますが、普段はゆっくり腰を落ち着けて描くことができません。なので、今日明日はチャンスなのです。

よし!と気合を入れて、春の野の草さんたちの様子を伺うと……、開いていないのです。花が、開いていないのです!たしかにそこに花はあるのに、花びらをパタンと閉じて、少し俯いているものばかりなのです。晴れた日は上を向いて綺麗な花を咲かせているというのに、曇り空でしばらくしたら雨が降りそうなときは、営業終了しているようでした。

うーん、なんて効率的なんだ。

くりかえすことのこと

あかあかと沈む夕日を見て、また明日のくる今日という日は、本当に不思議だと思いました。

サクラの樹の下でお花見を楽しむ人たちを見て、サクラの花がもつの力の強さを改めて思いました。

毎日、毎年、くりかえすことのすごさよ。

むぎゅぅ〜の絵のこと

竜のような大きな生きものに顔を寄せて、むぎゅぅ〜と抱きついている絵を描こうとして、この絵のことを思い出しました。

しあわせな気持ち。

モノがたり風ラクガキ、その2のこと

ペパペはじめじめとした森の奥で奇妙な石碑を見つけた。苔むした石の表面は、湿気をまとい、つるりと黒く光っている。一部に、文字か模様のようなものが刻まれていたが、ペパペの知りうるものとはかけ離れていたので、その正しい意味を理解することはできなかった。ただ、周囲の地質や環境とは切り離されたような異質な物体が、長い年月をかけてようやく場になじみ、受け入れられたのを感じた。

という感じの、モノがたり風ラクガキです。

平々凡々な想像力のこと

「想像上の生きもの」の見た目は、実在の生きものをミックスさせたものが多い。例えば、グリフィンは上半身がワシで下半身がライオンだし、東洋の龍だって、とてもたくさんの動物の特徴を少しずつ混ぜているという。星々の環境の多様性から言えばありとあらゆる形態が考えられる宇宙人でさえ、結局は人型だったり、別の形体だとしても眼球を有していたりする。つまり、そのへんのヒトの想像力では、0から全く新しいものを考えるということは難しいのだろう。

……ということを、見たこともない植物を描こうとした本日のラクガキで思い知りました。結局はどこかで見たことのあるものを組み合わせて描いちゃうのよね……。凡凡。

自然のかたちのこと

バラのブローチのようなこちらは、ヒマラヤスギ(たぶん)の松ぼっくりです。

これが自然にできて、ぽとりと木の下に落ちているのだから、すごい。

昨日は良い歳の大人たち集まって、きゃっきゃうふふと拾いましたよ。

さえずりのこと

さえずりが聞こえると、つい目をあげてキョロキョロと、声の主を探してしまう。大概、主の体は小さいし、遠くにいるのでよく見えないが、たまにとても近くにいることもある。

昨日はメジロさん、本日はシジュウカラさんがさえずっておりました。かわいい。

朝、リルリルときれいな声で鳴く声の主は誰なんだろうか。スズメくらいの大きさだけれど、いつもあまりにも遠くて、よく見えないのよね。

自分のからだを身近に感じるのこと

ここ数年、医者と名乗るヒトのもとへ行っていないので、何かしら不調があっても、頼りになるのは自分だけだ。

すると、自分のからだの変化を慎重に観察し、どうすればいいのか考えるようになった。

考えるだけで、結論は出ないし、処置もできないが、より自分のからだが身近になったように感じている。

春は虫もぼんやりするのこと

あたたかく春めく昼下がり。

のんびりぼんやりと歩いていたわたしの目元に、羽虫がぶつかってきた。

そんなこともあるかと、再び歩き出すと、今度はあごに別の羽虫がコツンと。

わたしも大概ぼんやりしていたが、虫も相当ぼんやりしていたのだと思う。