モノがたり風ラクガキ、その2のこと

ペパペはじめじめとした森の奥で奇妙な石碑を見つけた。苔むした石の表面は、湿気をまとい、つるりと黒く光っている。一部に、文字か模様のようなものが刻まれていたが、ペパペの知りうるものとはかけ離れていたので、その正しい意味を理解することはできなかった。ただ、周囲の地質や環境とは切り離されたような異質な物体が、長い年月をかけてようやく場になじみ、受け入れられたのを感じた。

という感じの、モノがたり風ラクガキです。

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