平々凡々な想像力のこと

「想像上の生きもの」の見た目は、実在の生きものをミックスさせたものが多い。例えば、グリフィンは上半身がワシで下半身がライオンだし、東洋の龍だって、とてもたくさんの動物の特徴を少しずつ混ぜているという。星々の環境の多様性から言えばありとあらゆる形態が考えられる宇宙人でさえ、結局は人型だったり、別の形体だとしても眼球を有していたりする。つまり、そのへんのヒトの想像力では、0から全く新しいものを考えるということは難しいのだろう。

……ということを、見たこともない植物を描こうとした本日のラクガキで思い知りました。結局はどこかで見たことのあるものを組み合わせて描いちゃうのよね……。凡凡。