東北のあたたかさと底知れぬパワー!のこと

「東北」に初めて足を踏み入れたときのことを、よく覚えています。

きっかけは、山形の友だちに会いに行ったこと。友だちとご家族のあたたかさやステキさは、今でも心の大事なところにほっこり入っております。(大好きです。)

一方で印象深かったのが、新幹線の乗り換えです。それまで新幹線のこだま・ひかり・のぞみは北から南まで一直線で走っていると思い込んでいた世間知らずのわたしは、東京駅で新幹線から新幹線に乗り換えるという事態に若干戸惑いつつも、はじめての東北新幹線ホームに登りました。するとそこにはカラフルな賑わいが!駅弁抱えて楽しそうにしているたくさんの人たちに加え、車両がどれもカラフルで形も様々で面白そう!ぐっと雰囲気が明るくなり、ひとりぼっちのわたしの気持ちも盛り上がりました。

それまで新幹線というのは、白と青色でシュッと格好つけたそつのない乗り物で、ホームは銀と白で丸みがなく、駅には黒や灰色のビジネスマンがごった返しており、駅弁と立ち食い蕎麦以外は面白みのない場所だと思っていました。(個人の感想です。)

しかし、東北新幹線の駅は違ったのですね。乗り込む人たちの笑顔、車両も丸くてカラフルで、駅全体がわいわいがやがやと、とても楽しげだったのです。

「東北」という土地には、底知れない明るさと暖かさが待っている!と、あのとき確信しました。

あれから、何回か「東北」を訪れています。5年くらい前には多賀城市と名取市、去年は仙台市と松島町。いろいろ見聞きしたこと、忘れません。

今度は岩手にも行きたいな。