いろいろなお葬式のこと

幼い頃は「お葬式」というものは悲しみに包まれている場だと思っていましたが、大人になっていくつかのお葬式に参列してみると、悲しいばかりの場ではないということがわかりました。

とても身近な人を亡くして自身が悲しみにくれたとしても、その悲しみがすべての時間中続くのではなく、故人のことを懐かしく話すうち、なんだかほんわかするような、笑いが溢れるような時間もあるのが不思議です。

さらに、宗派や思想信条の違いで、お葬式の形もさまざまなので、形式の違いにとまどったり、ふとした瞬間に冷静になってなんだか逆に面白くなってきちゃうこともあります。

言葉が違っても、作法を知らなくても、自分の言葉で伝えられたらいいなと思います。