トゲナナフシのご飯用に、庭のサカキやレモンバームを切って入れています。
水に差しておいたレモンバームが弱ってきたので、交換しようと引き上げてみたら、根っこが生えていて驚きました。
無造作につんだ枝から根を生やすとは……強すぎるレモンバーム。
トゲナナフシのご飯用に、庭のサカキやレモンバームを切って入れています。
水に差しておいたレモンバームが弱ってきたので、交換しようと引き上げてみたら、根っこが生えていて驚きました。
無造作につんだ枝から根を生やすとは……強すぎるレモンバーム。
今日はラクガキでしたね。そうだと思いました。
「眠」と呼ばれる脱皮前の状態を除き、幼虫時代のおカイコ様が桑の葉から離れることはめったにありません。桑を食べ尽くしてしまったり、乾燥してこれ以上食べられなくなったりすると、葉脈だけになった葉の上に乗ったまま、次の桑が補給されるまでじっと耐えておられます。
おカイコ様をせまい空間にぎゅうぎゅう詰めにするのは避けたいのですが、潤沢に桑を確保することができず、一度に差し上げる量にも限りがあるため、なんだかいつも密度が増してしまいます。
そんななか、ひとりのおカイコ様が桑の葉から離れた場所で、じっとされているのに気がつきました。
過密状態が嫌で逃げてきたのか、はたまた具合が悪いのか。小さな葉の切れ端を与えてみましたが食べる様子はありません。様子を見ようとしばらく放っておくと、夜には、はぐれカイコの姿はありませんでした。
何かがあってみんなから離れたけれど、何かが解決したので戻ったのでしょう。
カイコたちにもいろいろあるようです。
カイコの孵化に合わせて新芽を出してくれた我が家の小さな桑の木。
毎日葉っぱを10枚程度むしり続けた結果、全体的にがらんとしてきました。
このままでは、非常にまずいです。新しい葉が育つ前に丸裸になってしまいます。
桑をとってもいいよと言われている大きな木は、現在花盛りで大きな葉はついていません。
桑さま、手前勝手なことを申し上げていることは重々承知していますが、どうか早く成長してくださいませ。
朝起きてすぐ思い浮かぶのは、おカイコ様に桑をあげねばということです。
夜に差し上げた桑を平らげてから朝になるまでの結構な時間、おカイコ様はただじっとお待ちになられています。
早く、早く桑を差し上げねば。
先日ご不満が爆発し、土の中から出たり、瓶の内側をガリガリかんでいらっしゃったオオクワガタ様。
新しい菌糸瓶のなかで思いきり動き回った後、蛹室のようなお部屋を作って静かにしておられます。
蛹になる前の幼虫が菌糸瓶のなかで動き回ることがあるようで、オオクワガタ様のむずむずはそれだったのではないかと考えております。
まあ、土の中から完全に出ちゃったのは蛹になる前のムズムズではなく、酸欠などの住環境へのご不満なのでしょうけれどね……。ほんとすみませんでした。
アシナガバチの女王が巣作りをする季節になったようで、そこかしこに小さな巣ができています。
女王というとまわりの方々に傅かれているイメージがありますが、ハチの女王は、身重のまま建築資材を集め、噛み砕いて建材をつくり、基本的な家を組み立て、卵を産み、暑さ寒さを調節し、食べ物を調達し、生まれた幼虫にごはんを与え、暑さ寒さを調節し、敵と戦うすごいお方です。
そんな女王様がそこかしこにいるって、すごいですね。
気がつくと、オオクワガタ様がマットから出てフタをがじがじとかじっておられました。
ご不満が爆発しています。大変なことです。
菌糸瓶が劣化してから、昆虫マットに換えたものの、連日の暑さで酸欠状態になってしまった様子。とりあえずフタをとって、マットの量を減らし、穴を掘ってもう一度潜っていただいたものの、底まで行かず瓶の中くらいのあたりに留まっておられます。
ご不満は解消されておりません。大変なことです。
昆虫マットに換えたあたりから、瓶をがじがじしたり、上まで出てきてしまうことが多くなったので、もしかしたら昆虫マット自体が嫌なのではないかと、慌てて菌糸瓶を買いに走りました。
菌糸瓶もお気に召さなかったらどうしよう。ひやひやしております。
今日も楽しくラクガキしました。澱みのなかの世界も楽しそうです。
昨年お育てしていたおカイコ様から生まれた卵が孵化しました。
玄関先に常温保存で置いておいた卵のことを、たま〜に覗き込むことはありましたが、正直、ほとんど忘れかけていました。夏の暑い日に、桑を取りに走った記憶が強く、孵化するのはもっと後だろうとたかを括っていたこともあります。
昨年、幼虫を分けていただいたときに、冷凍保存していた卵を良いタイミングで常温に戻し孵化させたという説明を聞いた気がしたので、本来であれば、桑の全盛期に合わせて孵化の時期を調整することもできたのだと思います。
でも、どーしても常温のまま自然に孵化するのを待ってみたかったんです。家畜としてヒトの側にいる時間の長かったおカイコ様が、桑の新芽が出る時期に合わせて、自ら目覚める様を見てみたかったんですもの。
そんな手前勝手な理由で放置した卵のことを忘れたまま、何気なく覗き込んだ箱の中で、目の錯覚かと見紛うほど極小の幼虫が孵化しているのを見つけた時はものすごく動揺しました。食べ物となる桑が芽をだしたかどうかすら、確認していなかったのですから。
慌てて桑のもとに走ると、ちゃ〜んと小さな若葉をつけてくれておりましたですよ!えらい!本当にありがとう!
おカイコ様は、ちゃんと桑が出る時期に合わせて、目を覚まされましたですよ。