ゴーヤを干してみるのこと

ゴーヤが好きなので、夏の間たっぷり食べられるように、毎年畑で育てています。今年のゴーヤは苦味が少なくとても美味しくて、どんどんもりもりぱくぱく食べていました。

ゴーヤを始め、夏野菜を育てたことのある方ならわかると思いますが、夏の間、ものすごく実ができます。「ちょうどこのくらいのペースで食べられるといいな」という範疇を超えて、どんっどんできます。ゴーヤが大好きで毎日ばくばく食べていてもなお家族では食べきれないほどできるので、ご近所さんに何度も配ることになり、そのうち本当にゴーヤが好きなおうち以外からは断られるほどできます。

夏が終わり、少し涼しくなると、不思議なことに、あんなに大好きだったゴーヤを求める気持ちが薄れてきます。体が求める栄養的なものが変わってくるのかもしれません。そして、そんなわたしの心変わりに関わりなく、ゴーヤはがんばって実をつけ続けてくれます。

そんなゴーヤが愛しい。でもこの時期は、すでに大量のゴーヤを持て余し、どう料理していいかもわからなくなっているのです。

このままではいけない、と今年は、乾燥ゴーヤをつくってみることにしました。

タネつきのまま2mmほど輪切りにし、ザルに並べて天日干し。

ネットで調べると、「半日干し」「一日干し」「2〜3日干す」など出てきますが、いくらなんでも、たった一日じゃ干す期間が少ないでしょう、と思っていました。

ところが。

1日たったら、この状態ですよ!カラッカラやん。

そのままおやつに食べられるとのことで、一枚食べてみると、わずかに残った水分で若干しなっとしていましたが、見た目どおり、ちゃんと固く乾燥していました。長期保存するなら、あともう1日以上は天日干しした方がよいかも。

それにしても、たった1日で、ここまで縮むとは。ゴーヤって、ほとんど水分なんですねえ。