ハエトリクモがハエをとるのこと

冬に珍しい大きなハエがやってきた。

畑の片隅に降り立ったと思ったら、ひっくり返ってジタバタしている。

羽やら足やらがなにかに挟まって、飛べないのかと思い、手助けしようとした途端、ぴょいっと変な方向に避けられた。

よく見ると、避けたのはハエではなく、クモ。クモがハエを捕まえて、近づくわたしの手を避けて飛び退いたのだ。

ハエはクモにひっ捕まって、今まさに食うか食われるかの攻防を繰り広げているところだった。

すごいところを見てしまった。