みなさんのお体は、自己主張しますか?わたしはします。
疲労がたまるとか、具体が悪くなるとか、肌荒れするとかも、体からのメッセージだと思うのですが、ちょっと違うのです。
もう、明確に「やめてくれ」という気配を感じます。
初めてマニキュアを塗ったとき、きゅーっと締め付けられるような感覚がして、慌てて除光液を塗ったことを覚えています。まさに「爪が苦しい!」という感じ。一応娘さんだったので、美しい爪というものにそれなりの憧れもあり、爪磨きやらなんやらも試して見ましたが、結局爪がもろくなったりでごぼこしたりしてしまうので、爪をいじることはもう諦めました。
世の中にはネイルアートを存分に楽しんでいる人たちがたくさんいるというのに、どうして自分の爪はこんなに自己主張が激しいのかと、昔は多少悩みましたが、今では、結構面白いなと思っています。
つい先日も、少し荒れていた手に、昔使っていたハンドクリームをつけてみたら、甲の部分が「く、苦しい!」と感じ、また慌てて洗い流しにいきました。
肌荒れに悩むようになってから、大変シンプルな自然素材のハンドクリームをつけていたので、昔使っていたのよいにおいのする正体不明のクリームはお気に召さなかったようです。
昔は平気で使ってたのに、ふしぎなやつめ。
こんなとき、自分はひとつのいきものではなく、たくさんのいきものの集合体であると感じます。