BOSAIを地域で楽しみたい妄想のこと

わたしのなかの「こうなったらいいな」という未来の姿のひとつに、「近所のヒトたちが集まって、毎年、BOSAIおしるこパーティーをする」というものがある。(豚汁とおにぎりパーティーでもいい。)

わたしが理想とする「BOSAIおしるこパーティー」は、老若男女が集まって、材料と道具を集め、火を起こして料理をつくり、配膳し、みんなで楽しく食べたあとは、お片付けをして、ふりかえりをしておわる。

パーティーを企画するときは、必ず地域の「子ども」と「高校生か大学生」と「おばあちゃん」に企画チームに入ってもらう。リーダーは「子ども」「高校生か大学生」「おばあちゃん」のいずれかが務めることとし、あとは、パーティー参加の「おきて」に賛同するヒトであれば、誰でも自由に企画チームに参加できることとする。(メンバーも、リーダーも固定ではなく、日替わりでよい。)

パーティー参加の「おきて」は3つ。

1つめは「普段やらないヒトがやる」こと。例えば、料理は「普段、料理をしないヒト」、火起こしは「普段、アウトドアしないヒト」などが、無理のない範囲で担当する。慣れた人からのアドバイスは受けてもよいが、手を動かすのはあくまで「普段やらないヒト」である。

2つめは「指図はしない」こと。誰かの指示で動くのではなく、メンバーがそれぞれ考えて、あーだこーだ言い合いながら、より良い方法を模索することを「楽しむ」のが原則。どうしても指図したくなっちゃった人は、語尾に「〜したらいいんじゃない?」をつけること。

3つめは「みんなで最善をつくす」こと。目標は「みんなで楽しく、おいしいおしるこをつくる」ことなので、誰かに負担が集中したりしないように、みんなで配慮する。どうしてもやることが見つからない人は、歌ったり踊ったり楽器を演奏したりまわりを飾り付けたりして、場の盛り上げ役にまわること。

こうして、おしるこを食べるだけで、知らない間に地域のBOSAI力(防災力)があがっちゃうんだぜ、みたいなことをしたいんだぜ。

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