あ、今とても疲れているなと自覚したのは、脳内で生クリームたっぷりのお菓子の映像が回り始めたときです。
「大丈夫。家に帰れば、冷凍庫に保管しておいた饅頭もあるし、菓子箱にはチョコバームクーヘンの切れ端もあるよ」と脳の冷静な部分で考えるのですが、くたびれてしまった方の脳は即座に「違う」という雰囲気を出し、シュークリームやクレープ、ふわふわワッフルの映像を表示し続けます。
観念して、手頃なシュークリームを買い、帰宅。熱いコーヒとともに、シュークリームを満喫し、疲れた脳をなぐさめました。
しばらくして、胃が少し、どんよりと重くなりました。数年前から牛肉の分解が困難であることを訴えるとともに、牛乳や乳製品の分解も負担だと主張し始めた胃腸さんたちです。
先ほど食べたシュークリームは、乳脂肪のかたまり。「こんなの食べやがってー!」と怒っていらっしゃるのでしょう。
脳と胃腸のせめぎあいのはざまで「どうすりゃよかったのよ」と途方にくれる、わたし。
とりあえず、胃腸薬を飲みました。