薄雲の向こうのこと

夕日の沈んだ空がほのかに青いので、晴れているのだと思い、星を探すと見当たらない。

ようく見ると、空の端が白んでいるので、薄雲がかかっているらしい。

冬の間は、空全体に白むというより、すっきり晴れるか、真っ黒に曇るか、どちらかで、凛々と星が煌めいて見えたのに。

季節が変わったのねえ。