ジムノペディ第一番を練習すること

十数年ぶりにエレクトーンの蓋を開き、練習をしようとしています。

はじめはピアノ風に練習していましたがめちゃんこ難しかったので、慣れ親しんだエレクトーン風に、右手で旋律、左手で伴奏、左足でベースラインを弾いてみるとわりとすんなり弾けそうでした。

ただ、鍵盤を強く叩きすぎてしまうせいか、どこか元気さが出てしまい、原曲のしっとりした雰囲気を出すことができません。

あんなに硬い鍵盤上で左手でベースラインまで弾きながら、美しい音楽を作り出せるなんて、ピアノ弾きってすっごくタフでカッコイイわね。

フルーツのようなトマトのこと

ビタミンが不足しているのか、旬のフルーツが食べたくて仕方ありません。

冬から、柑橘類やいちごなど季節に合わせて安く手に入るフルーツを食べてきましたが、いちごの時期も終わった今、スイカはちょっと早い(体が冷えそう)し、何を食べようかしらと考えておりました。

そんなとき、台所にころがっていたトマトが目に入りました。父が畑で収穫してきたものです。その赤色に惹かれて食べてみると、なんとも甘くて程よい酸味もあって、まるで旬のフルーツのよう。

これからしばらく、トマトを食べようと思います。

水中の独りぼっちのこと

雨が降り出しそうなおもい曇り空の下、ひとり歩くわたしは「ひとりぼっち」だと思いました。けれど寂しくはありません。曇天から続くこの湿っぽい空間には、わたしにつながるものがあるとも感じたのです。

水気にあふれたこの濃い大気のなかにいるせいかしら。

 

スープを煮るのこと

手羽先のスープを作りました。

手羽先と、にんじんと、余っていた葉物ときのこの、シンプルなスープ。味付けは、食材から出たうまみと塩とちょっとの醤油。コンソメなどの手軽なだしの素は使いません。

滋味に溢れた滋養のスープ。久々に作れてよかったです。

咀嚼する雨音のこと

夜、小雨のバス停に立つ。

ひとしきり車が通り去った道路はとても静かで、雨がパリパリと傘を打つ音しか聞こえない。

なぜだか、新鮮なキャベツを頬張る芋虫たちの咀嚼音を思い出した。

パリパリ、パリパリ。

焼き芋を食べながらのこと

お昼ご飯に焼き芋を食べることが多くなりました。

疲れ切った体を鉄製のベンチにどんと乗せ、ひたすら焼き芋を食す時間。目の前を歩く人々を見ながら、ふと「人間が生きること」について思いを馳せてしまいました。

結局、焼き芋が半分になった頃から、焼き芋のことしか考えていませんでしたが。

おいも、おいしいです。

今年も梅ちゃんはのこと

今年も鉢植えの梅ちゃんがたくさんの実をつけてくれました。

まるまるころころして、細かな毛が水をはじく緑色の美しい実です。

ありがとう梅ちゃん。今年も梅干しにさせていただきます。