本気のソーセージを本気で食べるのこと

本日は、森本工房さんのソーセージを食べました。

購入時にいただいたパンフレットには、商品に対する真剣な気持ちやドイツで学んだことなどがいろいろと書いてあり、読み終わったとき、これはとても大事に食べたいなという真摯な気持ちになりました。

というわけで、パンフレットに書かれていたおいしい食べ方に忠実に、焼いたのと、沸騰したお湯につけたのを作りました。

ゆっくりじっくり調理することで食材に対するありがたみも増しつつ、豚肉のうまみをぎゅぎゅっと感じる、ちゃんとした美味しさでした。とても満足でした。

ちゃんと作ってくれたものって、少量で十分満足できるの、なんでだろ。

影のこと

こわい絵ではありません。楽しい影の絵・・・です。(画力が足りない。)

サラリーマンなので、帰りは夜道の住宅街を歩きます。わたしが帰る時間帯は比較的早い方で、おうちの夕飯のにおいなどもして、ほっこりします。

本日、ありえない方向に、くっきりはっきり影ができていました。自分の影かと思いましたが、実は、はるか前方(80mくらい前?)を歩いているおじさんの影でした。とあるお家の防犯用ライトが結構強く、かなり遠くまで光をお届けしているようなのです。

先ほどまでおじさんが歩いていた場所にきた時、ほんの少しだけ小躍りしてみると、後方にくっきりはっきりできた私の影も踊っていました。もちろん、不審者だと思われないようすぐにやめましたが、楽しい気持ちが膨らんでいたため、満面の笑顔になっていました。顔、かなりへんだったと思う。夜道でよかった。

影遊びは、いくつになっても楽しいですね。

ビジネススーツのこと

ビジネススーツが、好きではありません。

まれにビジネススーツを着なければ格好がつかないような日があったとしても、ビジネススーツ風の服を着てお茶をにごすくらい、日々、スーツを避けて暮らしています。

ビジネススーツのなにが好きではないかというと、きゅうくつで動きづらく、寒暖差に弱く、着る人を選ぶデザインであること。つまり、わたしにとってビジネススーツは全く機能的ではなく、着ていても楽しくない服だからです。そういう意味では、作業着などの方が、動きやすくポケットもいっぱいで丈夫で燃えにくい、つまり機能的で好ましいと思っています。

ネガティブな発言をしたいわけではありません。ただ、これからの時代はとくに考えなしに誰かの様式を踏襲するのではなく、よりその土地の気候風土に合った、自分の能力がもっとも発揮される着やすい物で、日々過ごした方が楽しくなるんじゃないかと思うのです。

冬の寒い日はふとんから出たくない、それなら、どてらを着て出かけよう!と、なるといいなと思います。

食堂のこと

生活圏内にとても入りやすい食堂があります。

ちゃんと作ってくださっているからか、どれもちゃんとおいしい、とても良い感じの食堂で、老若男女たくさんの人が訪れています。

おうち以外でも、気張らずちゃんとおいしいごはんが食べられるって、とても幸せなことだと思います。

進化(?)の途上のわたしたちのこと

進化(?)の途上にある我々ヒトのからだは、結構おかしい。

とくに毛が残ったところ。

髪の毛と陰毛は、大事なところを守るためというが、頭部は、性別問わず薄くなってくる人も多いし、陰毛は……え?守れてる……?

眉毛は汗、まつげはほこりなどから守ってくれてるのね、なんとなくわかる。じゃあ、ひげは?え、あごを守る?そんな……ひげがない人はどうすればいいの?

腕やら足やらの体毛は、はえたいの?はえたくないの?どうしたいの。

自分の体毛がなくなった(あるいは一部だけ残った)理由すらはっきりしない。我々ヒトなんて、そんなもんである。

ちなみに、わたしは勝手に、お洋服を着せられている犬ちゃんたちが、遠い未来で体だけ無毛になるんじゃないかと心配している。(根拠はない)

 

 

歯磨き粉のこと

自分が使っている歯磨き粉が売り上げNO.1らしいとの噂を聞きました。

真偽は確認していませんが「まさか」と思いました。だって、むしろマイナーだと思っていたから。

歯磨き粉界では昔から、いかに白くするかだの、フッ素をコーティングするだの、強力に汚れを落とすだのに夢中で、有名な定番の歯磨き粉もたくさんあったじゃないの、どうしたの。

肌荒れに悩み始めたときに、歯磨き粉でもアレルギーになる人がいるということを聞き、とりあえず刺激が少なそうなものに変えました。

今ではリップクリームもハンドクリームもシャンプーもせっけんも、裏面の表示で、自分が知っている自然のもの、かつ、なるべく原材料数が少ないシンプルなものを選んでいます。

そういう商品は大概、おしゃれな専門店には置いてあるけど、ドラッグストアだと隅の方にあるかないか、もちろんスーパーの商品棚には並んでいない程度の存在感だったと思います。

でも、あるときから、スーパーの歯磨き粉コーナーにこっそり並び始めたんですよね。手に入りやすくなってよかったなーと思っていたところです。それがまさか「売り上げ」という分野で話題に上がっているとは・・・。

お肌に悩んでいる人、どんだけ多いの。

これは、もう個人の問題ではなく、社会的な要因があるのではと思い始めています。

気遣いの力のこと

混雑した駅のホームで急に具合が悪くなり、倒れかけたことがあります。

目の前が急に真っ暗になり、まともに立っていられなくて、いろんな人にぶつかったのがわかりました。でも、自分ではどうにもできないのです。

そんなとき、やさしい人が背中を支え、「大丈夫ですか?」と声をかけてくれました。

すると、急にハッと正気を取り戻したのです。目が見えず、足ももつれていたのにも関わらず、急に視界がクリアになり、しゃんと立てるようになりました。

もちろん、具合は悪いままだったのでその後きちんと対処をしましたが、先ほどまで意識が混濁しかけていたとは思えないほど正気を取り戻せたことが、本当に不思議でした。

人に声をかけてもらうというのは、なにか、とてつもなくすごいことなんじゃないかと、そのとき感じたのです。

わたしも困っている人を見かけたら、いち早く気づいて手を差し伸べられる人になろうと思いました。

で、今回の絵は、そのやさしい人への感謝の気持ちを込めて描いた・・・仙人のおじいさんです。なぜ、仙人なのかは自分でもよくわかりませんが、とにかく、描きたかったんだ、うん。本当に助かりました。ありがとうございました。

 

自由を主張する体のこと

みなさんのお体は、自己主張しますか?わたしはします。

疲労がたまるとか、具体が悪くなるとか、肌荒れするとかも、体からのメッセージだと思うのですが、ちょっと違うのです。

もう、明確に「やめてくれ」という気配を感じます。

初めてマニキュアを塗ったとき、きゅーっと締め付けられるような感覚がして、慌てて除光液を塗ったことを覚えています。まさに「爪が苦しい!」という感じ。一応娘さんだったので、美しい爪というものにそれなりの憧れもあり、爪磨きやらなんやらも試して見ましたが、結局爪がもろくなったりでごぼこしたりしてしまうので、爪をいじることはもう諦めました。

世の中にはネイルアートを存分に楽しんでいる人たちがたくさんいるというのに、どうして自分の爪はこんなに自己主張が激しいのかと、昔は多少悩みましたが、今では、結構面白いなと思っています。

つい先日も、少し荒れていた手に、昔使っていたハンドクリームをつけてみたら、甲の部分が「く、苦しい!」と感じ、また慌てて洗い流しにいきました。

肌荒れに悩むようになってから、大変シンプルな自然素材のハンドクリームをつけていたので、昔使っていたのよいにおいのする正体不明のクリームはお気に召さなかったようです。

昔は平気で使ってたのに、ふしぎなやつめ。

こんなとき、自分はひとつのいきものではなく、たくさんのいきものの集合体であると感じます。

 

5本指靴下のこと

5本指靴下の愛用者です。

一度はくと、いつまでも続く心地よさがくせになり、もとの靴下には戻れません。夏は薄手のものを一枚、冬は薄手の5本指靴下の上に厚手の靴下をはくくらい、毎日お世話になっています。

しかし、5本指は、靴下界では少数派。サイズやデザインなどの種類も少なく、妥協して選ばざるを得ないことがほとんどです。

気に入ったデザインのものを見つけても、次の季節にはデザイン一新のためなくなってしまうことも。

既製品に頼らざるを得ない場合、少数派はどうしてもしょんぼりしてしまいますなー。

着たい服のこと

性別のないファッションのことを描こうと思ったのです。

男女どちらでも着られる衣服を売る店といいながら、男女全く同じデザインの服をサイズ違いで売ってくれる店を見たことがありません。

私が求める宇宙服っぽいガチャっとした防寒着や鮮やかな青色のセーターなどは、女物コーナーにはありません。

あ、いいな、と思う服や靴を男物コーナーで見つけたとしても、重いし、サイズも合わないので着ることはできません。

大変ベーシックなデザインで良いので、男女全く同じデザインのサイズ違い(そして軽い)服を売ってくれる店があればいいのにと願います。

ちなみに、絵はね、性別のないファッションを表そうと思ったのですがね、なんか、ちょっと違う感じになりました。

民族衣装も大好きです。