ぬか床とともに生活するようになって早数ヶ月。
プラスチック容器に出来合いのぬか床、というあまりこだわりのないところからスタートし、お世話の仕方やお困りごとはインターネットで調べながら今日までやってきました。
ぬか床さん(ぬか床にいる微生物さんたち)は、いきものなので、気温や漬けたもの、その日の気分などで様子が変わります。ぬか漬け初心者のわたしは、日々わたわたとし、つくる漬物の味も安定しません。
でも、とても楽しいのです。
ぬか床さんをかき混ぜた手はぬかくさくなりますが、つやつやのぴかぴかのうるうるになり、肌荒れ知らずになります。
始める前は、毎日かき混ぜるなんて面倒くさいのではと思っていましたが、いつのまにかぬか床さんに話しかけるようになり、かき混ぜ忘れた日はひたすらぬか床さんに詫びるようになりました。
漬物をつけるための道具、というよりは、未知のいきものと暮らしている、という感覚です。
微生物、おもしろいなー。