本日、トゲナナフシさんが亡くなりました。
去年の秋に家に来てから、庭のハーブや樹木の葉をむしゃむしゃ食べ、越せないだろうと思われていた冬を元気に過ごし、春どころか夏まで生きたナナちゃん。
長くて硬い触覚を口にくわえてあむあむとお手入れする姿が印象的でしたが、時が経つにつれていつの間にか触覚が短くなっていきました。「触覚が短くなる」ということは、わたしで言うと「目が見えづらくなる」とか「耳が聞こえにくくなる」ということなのではないかしらと、ずっと思っていました。
トゲナナフシも老いるし、わたしも老いる。同じ、生きものですからね。