麻のタオルでスポンジを作るのこと

シリーズ「手仕事を、普段の暮らしに取り入れたい」第三回。

今回は「麻のタオルでスポンジを作る」です。

脱プラスチックを進める中で、傷つきやすいものをやさしく洗う道具を探していました。プラスチックのスポンジは、やわらかい上に水に濡れても溶けないし、丈夫で安価。これに変わるものはなんだろうと悩んだ結果、お風呂で体を洗う麻100%のタオルを、スポンジがわりに使おうと思い立ちました。

絵のように、麻のタオルを使い勝手のよい大きさに折りたたみ、三方をちまちま縫い合わせます。最後に麻紐をつけて、風呂場につるせるようにしました。遠目で見るとなかなかの出来栄え。やわらかいけれど、生地を重ねているため、しっかりしており、いろんな形と柔軟に寄り添います。ぎゅっとしぼれて、軽い、なかなかの優れものです。毎日、風呂掃除で使っていますが、使い勝手もよいものができました。

手仕事はやっぱり楽しい。縫い目はがたがたしていても、「縫う」という行為に対する苦手意識もなくなり、だんだん楽しくなってきました。

次も早くなんか、つくりたいなー。