ファンタジーな感じのラクガキです。
かたわらに相棒的な存在を描きたくなります。
明日は二十四節気の「穀雨」。カレンダーには「春の雨が田畑を潤し、穀物の成長を助ける」と書かれています。
その言葉を読んだとき、思わず「なるほど!」と膝を打ちました。
一昨日の雨をうけ、本日、畑の様子を見に行ったら、それまで成長しあぐねいていた作物が、たった一日でぐーんと大きくなっていたのです!
雨はたっぷり降ったとはいえ、気温が低かったので、まさかこんなに成長しているとは思いませんでした。
この時期はこんな風になるよ、と伝えられてきた暦ってすごい、と改めて実感しました。
「ピーチェピーチェ」というきれいな声に顔をあげると、駐車場脇に木がありました。新緑に隠れて姿はみえないものの、結構近くできれいな声を響かせてくれるあの子は、シジュウカラさんかしら。
他にも、頭上で影が動いた気がして顔をあげると、しましま模様のコゲラさんが道路脇の木をつついていました。
冬とは違い、新緑がわさわさしげる木の上の小鳥たちの様子は見づらいけれど、いきいきとした活発な様子が感じられて、おばちゃんは嬉しいです。
新たな分野に興味を持ったとき、予備知識がなさすぎて、どこからどう探ればいいのか分からず、途方にくれることがあります。
こんなとき、インターネットは、気になるワードを入力すれば、ぱっと誰かの記事につないでくれて、最新の情報を入手できた気がするので、初心者もあまりおろおろせずにすみ便利だ、と思っていました。
さて、そうしてインターネットで調べた「にわか知識」を元に、さらに詳しい内容を勉強するべく本屋を訪れると、肝心のキーワードが見つかりません。
おかしいなと思い、少し大きめの本屋にも行きましたが、それっぽい分野のコーナーをうろうろしても、お目当てのキーワードは見当たらず、むしろ「今、この分野を勉強するならコレ!」とばかりに、別のキーワードを冠した本がわんさか置かれていました。
なるほど、この分野で流行しているのは、こちらのキーワードなのね。
そういえばインターネットで得た「にわか知識」の元は、たった一枚のWeb記事で、わたしはそれを読んだだけで、今まで知らなかった分野の最新情報を知ったような気になっていたのです。
もちろん、インターネットと本屋の間には多少のタイムラグがあるかもしれませんが、たくさんの書物が並ぶ本屋は、ものごとを俯瞰的に見るのにも役立つのだと、改めて感じました。
生きものの力を借りて野菜を育てる農園の一部をお借りして早3年目となりました。
そこで、書庫(ARCHIVE)内に、ひそやかに飾っていた「農園(FARM)」を仮オープンすることにしました。
今は、日々の農作業の備忘録がわりに始めた「農業初心者のブログ」(別サイト:アメーバブログにリンク)をご紹介しているのみですが、ご興味のある方はのぞいていただけると幸いです。
農作業は楽しすぎるので苦にならないのですが、根がズボラなので、いつ、何を、どこに、どのように植えたのかといった「作付メモ」を小まめにつけてこなかったのです。
しかし、3年目にしてようやく気づきましたよ。自然に近い環境で野菜を育てるからこそ、その「いつ、何を、どこに、どのように植えたのか」という情報がすっっっっごく大事だということが!植えるたびに写真をとっていたので安心していましたが、種で植えた場合、写っているのは土だけっていうこともあるので、管理を後回しにすればするほど、何を植えたのか写真だけではわからなくなっちゃうんですよね〜。(涙)
また、生きものの力を借りて野菜を育てるのがあまりにも楽しいものだから、思う存分その楽しさを伝えたいという気持ちもありました。
そこで、「農」の部分を抜き出して、別にまとめることにしたのです。
農業初心者のわたしでも、こんなにテキトーにやっても、生きものさんたちは素敵だし、おいしい野菜も食べれるよ、ということが少しでも伝わるといいなと思います。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
はじめは龍か鳥か、とにかくものすごい生きものを描こうと思っていたら、いつのまにか仮面になり、さらにそれを持つヒトが現れた、というラクガキです。
描いた本人が絵の行く末を予測できない、これぞまさにラクガキですな。
春先から可愛らしく咲いていた庭のチューリップも、花盛りの時期を終え、花びらをぽとぽとと落とすようになりました。
地面に落ちた花びらをよく見ると、その上にナメクジやダンゴムシが乗り、花びらをもぐもぐと食べているようでした。
こんな美しいお花びらをお食べになるなんて、なんて素敵なんでしょう!そういえば、バラの花が咲いたあとには、地面に落ちたバラの花びらを朝食としてお食べになっていたわ!
落ち葉やしおれた花びらなどを食べ、庭の生態系維持に一役買ってくれている生きものたちが、なんだかお上品に見えました。
自然体で生きるってこんなにも楽しいのかと、感じる日々です。
もちろん、自然体で生きることは、自分勝手に振舞うこととは違います。苦しみや悲しみから逃れられるわけでもありません。
また、自分の性質が全く変わってしまうわけでもありません。今まで通り、堅苦しさが抜けない自分や、服装のセンスが微妙な自分、ひとりの時間が好きな自分もいます。
でも、日常のなかに、自由に発想できる余地があるのは、とても心地よいものです。
少なくとも、わたしにとっては。
か弱そうな虫が、よく家のなかに入ってきます。
蚊に似た形ですが、透明な羽と緑に透ける細い体を持つユスリカの成虫です。明るい場所でみると、とても美しい虫だなと思います。
「か弱そう」だなんて失礼なことを書きましたが、それは、見た目だけの問題ではありません。ユスリカたちは玄関前や窓ガラスの近くを飛び回り、家の中に入りたがるわりに、次の日には窓辺で死んでしまっていたりするのです。
我が家のなかは、多くの虫たちにとってデンジャラスゾーン。虫の視点に立ってみると、日本という国に住まう現代人の家のなかというのは、だだっ広い空間を独り占めしているくせに、虫のごはん(植物や微生物など他の生きもの)となるものはほとんどありません。窓の外の世界と比べると、あまりに貧しい生態系を築いているのです。
だから、大好きなハエトリグモさんを発見した際も、家のなかではハエトリグモさんのごはんがないので、いち早く外に出て行っていただきます。しかし、ユスリカのように羽をもつ虫は無傷で捕まえるのは困難なため、なかなかタイミングよく外へ出すことができません。
いつもは諦めていたのですが、最近、たまたま家のなかで弱っているユスリカを発見し、だめもとで指を近づけたら乗ってくれたのですね!(うれしい)おかげで、いちもくさんに外へ出て、庭木のあたりへと放すことができました。
いつもハエトリグモさんにするように、「ごはん、たくさん食えよ!」と一言かけてお別れしましたが、あとから調べてみたらユスリカの成虫は口器がなく、ごはんを全く食べず子孫を残して死ぬのだとか!
な、なんてことなの!
ますます、ユスリカさんのことがかなしく、愛おしくなりました。
本日から、人気ブログランキングに参加しました。こんな感じでゆるゆると毎日更新しております。よろしくお願いいたします。
パジャマのまま過ごす日曜日。
パジャマなんて面倒くさいもの、なんで着るんだろうと思っていた頃もありました。今はその理由がわかります。気持ちいいからですよ。やわらかい綿のパジャマの着心地といったら最高です。
片付けもはかどりました。