本日も変わらず、おカイコ様のことです。
今日は、一番早く成長した子が、五齢幼虫になるために脱皮をしてから8日目。
インターネットで調べたところによると、五齢幼虫が繭をつくる前は、桑を食べなくなり、糸をはいたり、うろうろ動き回ったりするのだとか。
必要以上に動かないおカイコ様たちのなかで、活発に動き回る子は珍しく、すぐに見分けることができました。じっと観察していると、吸盤のように吸い付く腹足をめいっぱい伸ばして登る姿が大変プリチーです。
ただ、20以上もの仲間たちがいる箱のなかは、落ち着きたくても落ち着けない環境。「居住環境を分けてさしあげたい」と思い、個室を用意したり、段ボールでつくった自作の蔟（まぶし）を持ってきたりと右往左往しているうちに、桑をはむはむと食べておられました。
まだ桑を食べるということは、繭になるのは、まだもうちょっと先なのかしら。おばちゃんは、どきどきです。