お肌、一進一退のこと

お肌の調子が悪くなり、市販の薬やらクリームやらを塗りたくって悪化してから、ひと月近く経とうとしています。

数年前に皮膚科に通ってひどいめにあったことがあったのでおいそれと通院できず、アトピーぺディアというWebページを参考にして、体を観察しながら自力で対処しようとしています。

今、わたしは乾燥と落屑の時期のようで、ものすごい勢いで皮がポロポロ剥がれていきます。床に落ちた元皮膚たちをかき集めると、こんもりとたまるくらいの量が出ています。あまり気持ちの良い話ではないかもしれませんが、本人からすると、こんなに大量の皮膚をこんなに短期間で作って、さらに「気に食わん!」といってあっさり捨てるなんて、肌の業務量の多さと一切の妥協を許さない姿勢に好感を覚えます。皮膚ってすごい。

つい先ほど、あまりにもがんばる肌を応援したくて、ちょっとだけオイルを塗ってしまいました。案の定、塗った部分がすぐさま赤く腫れあがり、全力で怒られたのがわかりました。「いらんことばっかしてごめんなさい」とせっけんで洗い流すと、しばらくしてまたスンっと落ち着くのですから、皮膚の反応はわかりやすいです。

皮膚ってわかりやすいのに、わかりにくい。