足場になるのこと

歩道橋を登りきったところで、ぴょいっと緑の小さなものが飛びついてきた。

白いシャツにつかまっていたのは、まだ幼いカマキリ様。

欄干の切れ目で立ち止まっていたところ、ちょうどよく階段を上がってきた物体(わたし)が現れたので、足場にしてくれたらしい。

なんて可愛いの!

安全な街路樹の低木まで誘導したあと、嬉しさと面白さが爆発しました。

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