身の丈のしごとのこと

軒先や家の一部を改築して、お好み焼きなどを作って売っている人がいます。

「店舗」というよりも自宅の延長という気軽なお店は、都市部にも郊外にもあり、お手頃な価格と店員さんの親しみやすさもあいまって、子供から大人までひとりで気負いなく買うことができます。

小腹を満たすための手段はいろいろと増えたけれど、この店がないと困る、この店の味が好きなんだ、という人も多いんだろうなと思うのです。

「大儲け」しているようには見えなくても、地元のひとたちのためにお好み焼きを焼き続ける、これも身の丈のしごとのひとつだと、思いました。