キリギリスの昼寝のこと

草むらで「ぎぃ〜、ぎぃ〜っちょ」と鳴くのはキリギリス。

と、いうことを、本日初めて認識しました。虫界でも超有名なキリギリスについて、見た目も鳴き声もよく知らずにいました。「鳴き声」といいつつ、音は背中の上の小さな羽のあたりを震わせて出しているようです。

で、葉の上で発見したのが、これ!

キリギリスの昼寝

クズの大きな葉の上で、足も羽も不自然な形でゆがめた状態で動かないので、はじめは死んでいるのかと思いましたが、近づくと1枚目の写真と同じように、しゃん!と立ち上がるので、元気なのだと思います。

と、いうことは、寝てるか、日向ぼっこか……?

こうした無防備なキリギリスが、あっちの葉の上にも、こっちの葉の上にもいたのです。

ぎい〜っちょと元気に鳴いているキリギリスのほとんどは、草の影に隠れていて姿は見せません。でも、この無防備なキリギリスは、大きな葉の上に寝そべっているので、上からよく見えます。このままじゃ、鳥に狙われやすく大変危険なので、ただのんきに寝ているだけとは考えにくいのです。相応のリスクを負い、体の関節をゆがめてまで、葉の上で動かないというのは、体の隠れた部分に日光をあてたいのかな〜と、そんなに大事な場所といえばやっぱり鳴くのに必要な部位かな〜とか思うわけです。

日向ぼっこするキリギリスについて、いろんなヒトが報告しているかなと思いましたが、Webでちょっと検索したくらいでは、なかなか見つかりません。

こういう行動、あんまりしないのかしら。今年が日照不足だからかなあ。

蚊のミステリーのこと

この時期、植物がたくさん生えている場所に近づくと、途端に蚊がやってきて、血を吸われます。まるで待ち構えているかのようですが、わたしのように、血を吸うのに最適な生き物が来ない間、彼らは何から栄養を得ているのでしょうか。

調べてみると、蚊の主食は、草の汁や花の蜜で、血を吸うのは卵を産もうとするメスだけとのこと。なるほど納得。

でも、血を吸うのに最適な大きな生き物はあまり見かけない場所では、普段どうしているのかな。吸うのは哺乳類だけなんだろうか。カエルやヘビ、トカゲ、虫たちから吸ったりするのかな?

なぞです。

蜘蛛の巣と雨粒のこと

扉の画像を変えました。

雨が降るたび、こんなに美しことになっているのですね、クモさんの巣。お水飲み放題ですな。

実際には、このままだと住みにくそうなので、はやめに水を落とすのだろうか。

竹の油抜きをしてみるのこと

シリーズ「手仕事を暮らしの中に取り入れたい」第三回。

本日は、「竹の油抜き」です。

何かに使いたいなと思い、洗って乾かしておいた竹の容器(水ようかん、美味しかった)。竹は、青竹でも利用できますが、長持ちさせるには油を抜いて日陰でよく乾かした白竹にする必要があります。白竹で作られた竹細工は、つやつやしていてとても美しく、大事にすれば100年もつとのこと。

今回は、まだ用途不明の竹をば使い、その油抜きというものをやらんと思えしかです。

ガスコンロを遠火であぶり、出てきた油分をふきんで拭うを繰り返していくと、鮮やかだった深い色が、淡くて綺麗な色に変化します。なんとかうまくできたような?

油抜きをしてみて初めて分かったのは、あつあつの竹は、しばらくピシ、ピキンと、細かな音を立てていること。ひそやかな話し声を聞いているようで、うっとりしました。

雨はすごい出来事であるのこと

「雨」は、周り中の環境が一変する上、生き物にとってとても大事な水をいろいろなところに一気に行き渡らせるすごい出来事です。これが日常的に起こっているって、すごいよね。不思議な世界です。

ミミズのミステリーの「ミミズは雨や夜露に乗じて遠くへ移動する」説が最もしっくりくるなと思えてきました。

 

そのままのラクガキのこと

本日のラクガキ。

この世に存在する、自然そのままのものは、わちゃわちゃしているし、イレギュラーだらけだし、とげとげしているし、触ると痛いし、なんだか変な行動をしているし、存在そのものが不思議で神秘的!

すごく楽しいです。

カナヘビちゃん涼むのこと

畑のゴーヤの様子を見に行ったら、支柱に持たれてのんびりしているカナヘビを発見。片腕がだらんと下がって、お腹で全身を支えている様子。あまりの可愛さにメロメロしながら「夕涼みですか?」と話しかけても、とくにリアクションはなし。この近さで逃げないのはすごい。なんとなく、黒目はこっちを見ている木がするけどなー、こちらに気づいていないのかな?とにかく無防備な姿をとても近くで観察してしまった。可愛い。可愛いなー。