野菜を育てて初めて知ったことのひとつ、にんじんの芽や葉について。
スーパーで売られたにんじんくらいしか知らないときは、にんじんは大根の兄弟のようなもので、葉っぱも同じような感じだろうと勘違いしていましたが、だいこんはアブラナ科、にんじんはセリ科で、タネの形もお好みの生息環境も違う、別の種類のいきもの。
上の写真は間引きしたにんじんなので小さいですが、にんじんの全体像としてはわかりやすいと思います。
じゃあ、タネから出てくる芽が、大人のにんじんと同じようなわさわさした感じなのかというと……。
どれだかお分かりになりますか?
この細くて3つに別れてつんつんしている葉っぱ。これが、にんじんの芽なのです。おとなの葉のわさわさとは、だいぶ印象が違うので、初めは、「にんじん全然出てこない……」と戸惑いました。
しかしそのうち。
こうなり。
こうなります。(あ、奥がにんじんで、手前はキャベツです。念のため。)
スーパーで売られたにんじんに「セリ科」らしさを感じたことはあまりありませんが、自分で育てた人参は甘さのなかにセリっぽいさわやかさがあり、とても好きです。
現在は、にんじんのタネがようやく芽を出した頃。おいしいにんじん、食べたいです。