突然くるのこと

さっきまで元気っぱいに土を掘り返していたのに、急に体調が悪くなることもあります。この時期の冷えは油断大敵。皆様もお気をつけて。

手のひらで目覚めるのこと

 朝、庭の片隅で固まるカマキリ様を見つけ、もうだめだと手のひらに掬い上げると、ゆっくり動き出す、ということを繰り返し、2日が経ちました。

氷から解きほぐれるように動き出すので、「温かい」ということはすごいなと感じるのですが、カマキリ様にとっては事情が違うかもしれません。

ともあれ、明日もカマキリ様を探しに庭へおりたいと思います。

原点は幼い頃のこと

昔から「将来の夢」と聞かれて、明確なものはひとつも見えていなかった。高校の進路選択でようやく捻り出したのが、環境問題をなんとかすることだった。

その原点は、苛立ち。

ともすればマイナスだと捉えられがちな感情だが、今でもとても前向きに、わたしを支えてくれている。

そういうのでも、いいみたいです。

ともしびのこと

今朝、庭を見ると、バジルの根元にカマキリさんが寝そべっておりました。

死んでしまったのかと慌てて手のひらにのせると、ゆっくりとした仕草で起き上がり、頭や脚を動かして前へ進もうとなさいます。とりあえず生きていたことに安堵して、日当たりの良いキャベツの上にそっとのせ、その場を離れました。

夕方、庭を見ると、カマキリさんの姿がありません。

焦ってまじまじと探すと、幹のようにたくましく育ったキャベツの茎のあたりに片脚をひっかけ、ぶらさかるカマキリさんを発見しました。気力を感じない姿に不安になり手を近づけてみると、かろうじて触覚が動くような気配がしました。

カマキリさんのなかにある、ゆらめく小さな灯を感じた気がしました。

いらしたカマキリ様のこと

朝一番にお庭にいらっしゃるを発見して、大変嬉しくなりました。ご無事で何よりです!

出産を終えたカマキリ様のお腹、少しペシャンコになっておりますのね。

カマキリ様、いなくなるのこと

今朝、卵を産んだときと同じ体勢で庭のアイにくっついていたカマキリ様。

昼過ぎに、雨は大丈夫かしらと見に行くと、すでにお姿はありませんでした。

残された卵塊にそっと触れると、ちゃんと固まっていました。

雨をしのげていればよいけれど。

オオカマキリ様が卵を産むのこと

本日、オオカマキリ様が無事卵を産みました。

9月に迎えて、屋外の網製のケースでバッタなどを入れて過ごしいただいた間、通ってきたオスと交尾し、お腹も順調に大きくなっていました。

ただ、産卵場所にと草や枝を用意しても、一向に卵を産みません。

気温が下がり食欲も減ったので、本日思い切ってケースから出して、庭のアイの枝に移動していただくことにしました。

するとお昼頃から、卵を産み始めたのです!今までお腹に溜めていた分を全て出すかのように、産卵は夕方まで続き、卵塊は細長い形になりました。

ケースのなかに産卵に適した場所がないと判断し、今日までじっと耐えていたかと思うと、迷惑をかけてしまって本当に申し訳ないと感じると同時に、とにかく無事に産んでくれてよかったと、涙が込み上げました。

庭のスズメのこと

庭にスズメがやってきて、アイの実をつついている。

そんなに美味しいのかしらと調べてみると、どうやらわたしでも食べることができるらしい。

「この花(実)うめーんだぜ」という情報を、スズメたちはどうやって仕入れているのかしらん。