パンツ・イン・パンツのこと

人生でいろいろやらかすことはあると思いますが、長ズボンの中にパジャマのパンツを履いて外出したのは初めてでした。

パンツ・イン・パンツで行動している自身の面白さに耐えきれず、すぐさま家族にその旨をメッセージで伝えました。おかげでなんとか心を落ち着けることができ、帰宅するまで無事にパンツ・イン・パンツのまま過ごすことができました。

途中、家族からは「どういうこと?」という戸惑いの返信がありました。

こたつでまるくなるのこと

今季から部屋にこたつがやってきて……家にいる期間のほとんどを、こたつのなかで過ごす生活になっています。

こたつのやさしさにあがらえません。

わかるようになる不思議のこと

田んぼの片隅に池をつくるため、穴を掘っています。

真夏に田んぼの水を干上がらせる「中干し」の期間中、カエルやドジョウなど水の生きものたちが逃げられるような場をつくりたいのです。

ただ、何かを作ろうとすれば、何かを破壊するのも事実。

この時期、土を掘り返すと冬眠しようと土にもぐったカエル様たちに遭遇します。カエルのために穴を掘っているのに、眠るカエルの邪魔をするなんてことにもなっているのです。他にも土中にすまう方々をえぐったり、どかしたり……。諸行無常でごめんなさい。

掘り起こしてしまったカエルたちは、急激な温度変化で弱ったり、寝ぼけ眼のままで土にもぐれなかったりします。とはいえ、空気穴がないと窒息するという話もあり、勝手に土に埋めることもできず、種類によって移動場所を変えています。

ヌマガエルに、ダルマガエル。いつのまにか、種類を見分けることができるようになっている不思議。

視力は変わっていないけど、自分の目が確実に変わっているのを感じます。

冬のサギさんのこと

田畑や河原でサギを見かけるたびに、つい「サギーさんだ!」と叫んでしまいます。大きな鳥が悠々と歩く様が美しく、嬉しい気持ちになるのです。

田んぼに4〜5羽集まる姿を「サギーサミット」と呼んだり、神社の森に集まって子育てする姿に目尻を下げたり。ファンとして、サギーさんたちの動向を見守っている気持ちになっていました。

しかし、今年になってようやく、「冬はサギを見かけない」ということに気が付きました。調べてみると、「サギ」は夏鳥で、冬は南方に渡って越冬するものだと、当たり前のように書いてあります。

わたしは目に見える時だけ関心を向けていた、ということです。

ぱちりとひとつ、視野が広がったような気がしました。

こたつで寝るのこと

夕方、こたつでうとうと眠りました。

結構寝た気がしたのに、時計を見たら15分くらいでした。

それでも、背中をつけて眠る幸せを感じました。

お腹を保護するのこと

さっきまで元気いっぱいだったのに、突然お腹が痛くなることがあります。

原因はわかっています。お腹を冷やしてしまったのです。

「春のような陽気だ」とテレビで言っているのを聞き、いつもより薄着をしたのです。特に下腹部まわりを。情報に踊らされ、完全に油断したのです。

とにかく体をあたためて、休めたおかげで、今ではまた元気です。

よかったのです。

トゲナナフシ様方のこと

年末にぽつぽつ孵化し始めたトゲナナフシたちが、現在10匹になりました。

せっかくなので、本日目覚めたばかりの方(1匹)をものさしにのせて、ちょいとスケッチ。

小さな方々ですが、小さな卵から生まれたばかりにしては、でかいのです。

どの角度から見ても、かわいいわね。

完熟レモンを食べるのこと

我が家のレモンちゃんが丸々とした実をつけてくれています。

料理や食事の際に添えたものの、使い切れなかったかけらがもったいなかったので、オレンジのように皮をとってそのまま食べてみると、酸味は強いもののどこか甘さも感じる柑橘系の上品な美味しさが口いっぱいに広がりました。

そのままでも食べられる美味しさ。これが完熟したレモンの味なのですね