まだ生きているのこと

秋に植えたどんぐり。

早々に芽を出し、葉をつけたものもありましたが、雪が降ったり、雨が降らなかったりして、いつの間にか枯れ落ちてしまっていました。

枯れてしまったのかしらと心配して、一本だけぴょんとのびた枝をよく見てみると、うっすらと毛をまとい、冬芽のようなものもつけています。

まだ、ちゃんと、生きています。

寝方を変えるのこと

皮膚が荒れたことをきっかけに漢方内科にかかり、個人的に漢方のことを学び始めてから、自分の生活の仕方全般を見直すことになりました。

例えば、寝方。

長年、床に布団を敷いて寝ていましたが、冷えと湿気が体に良くないということで、スノコ状のベッドを使うことにしました。

いろいろ変わるなあ。

体全体で取り組むのこと

痛んだ皮膚を治すため、体全体で取り組んでくれているとわかる時があります。

例えば、黒豆茶を飲んだとき。

過去にも飲んだことはあるけれど、そんなに感動しなかった黒豆茶。今、飲んだらとても美味しいと感じました。体が求めていたのがわかりやすくて、ありがたいです。

たったひとつのおやつを大事に食べるのこと

アトピーがひどくなり漢方内科に行った結果、皮膚を治すには胃腸からと言われました。

胃腸を大切にするために一番手っ取り早く、かつ大切なのは「腹八分目」にすること。

お腹いっぱい食べたあとにおやつタイムを設けていたわたしも、肌を治すために腹八分目を心がけるようになりました。

「栄養はちゃんととりたい、でも、量は食べられない」となると、口に入れるもののバランスをきちんを考えるし、なごりおしいのでよく噛んで食べることになります。すると、いつもより随分少ない量しか食べていないのに、満足感は十分得られるのだから不思議です。

腹八分目にすると、わりとすぐにお腹が減ります。節制し過ぎてもストレスになってしまうので、自分ルールとして、胃に負担がかからないような優しく小さなおやつなら食べても良いと決めました。

ごはんの後にあれもこれもと食べていたおやつたちが、今は1日一粒に。惰性で食べていた頃よりずっと、輝いて見えます。

呼吸しながら歩くのこと

お医者さんから、深呼吸を勧められました。あらためて深呼吸してみると、普段の呼吸がいかに浅かったかがわかります。

道すがらできるだけ大きく呼吸して歩くと、冷たい空気が一気に入ってきて、身が引き締まりました。

不思議だったのが、ただ大きく呼吸して歩いているだけなのに、場所によって気分が変わること。その場にただようニオイの効果なのか、見えない何かがあるのか、なんだか急に楽しくなったり、逆にあんまり深く吸い込みたくないなと思ったり。

よく歩く道ですが、意識して呼吸しないとわからないことがあるようです。

ついに病院へのこと

皮膚に悩み、ついに病院へ行ってきました。皮膚科ではなく、漢方内科です。

よいもわるいもまだわかりませんが、金や土などの五行をもとに説明された内容がでら面白かった上に大変納得いくものだったので、なんだか安心しました。