レモンの新芽のこと

春になり、レモンの樹が芽吹いて嬉しい、ということを書きました。

新しい枝が伸び、葉っぱも増えて、ますます大きくなろうとするレモンちゃんを褒め称えるため、よく観察してみると、なんと、つぼみもついているではありませんか!

2年目にして、花をつけようとしているなんて、なんてすごいのレモンちゃん!偉い!

気持ちの上では、ますます過保護になりそうです。

途方も無いことのこと

たくさんのヒトが行き交う中、ひとりだけ動かずにいると、こんなにもたくさんの人生があるのかと、圧倒されます。

たった一種の生きものだけでも、同時並行で、あちこちそちこちにわらわら生きているのに、この世にはもっとたくさんの多様な命があるのだから、途方も無いことです。

玄米を発芽させてみるのこと

突如思い立ち、玄米を発芽させてみることにしました。

うまくいったら、水辺に植えれるかもしれぬ、と。

昨晩、水につけて、丸一日。一粒芽が出てきたような……。

失敗から学ぶ水辺づくりのこと

こういう水辺がいいな、というイメージがあります。石があり、土や泥があり、湿地を好む水草がたくさん生えていて、生きものは、石や植物を足がかりに水辺に近寄るのです。うん、いい。

なぜ今、理想の水辺の絵を描いたかというと、現実がうまくいっていなかったからです。

畑の片隅に水辺をつくるため、睡蓮鉢に生きものの足がかりとなる石を入れ、雨水がたまるのを待っておりましたが、水と石があるだけではだめだったのです。先日農園に行った時、わくわくと覗き込んだら、生きものたちが溜まった水から出られなくなって悲しいことになっていました。豊かな水辺を利用してもらおうと思っていたのに、わたしの考え足らずでえらいことに……。うわーん、ごめんよー!

「ここが足場だから、ここから水場に近づいてね」なんてのは、ヒトの勝手な考えで、小さな生きものには通じません。やるのならば、大きさも姿形も生き方も移動方法も違う多種多様な生きものたちのことをできるだけ思い描き、石だけでなく古木や生きた植物なども活用し、なるべく多くの素材と方法で、アクセス可能な道をつくらなければ。

失敗しなければ分からないことが、たくさんあります。

野菜の味が、ちゃんとするのこと

とりのさと農園さんの野菜を食べました。

味のある野菜が恋しくてしょんぼりしていた時、注文していた野菜セットが届いたのです。

箱の中に同封された野菜の紹介文には、白菜の菜の花なるものがあり、オススメの食べ方も書かれていました。そもそも、普段食べている菜花は一種類だろうと思っていたわたしには、白菜の菜の花なるものは未知の存在でしたが、オススメの食べ方があまりにもうまそーだったので、早速食べてみることにしたのです。

さっと湯がくだけで食べ頃になり、試しにひとつ口に入れると、シャクリと歯ざわり良く柔らかく、菜花の甘みとうまみと香りが広がり、もうとにかく「うまー!」だったのです。

野菜の味が、ちゃんとする。

これ、これ、これよ!身体が求めていたのは、これなのよ!でした。