装飾過多なヒトのラクガキその3のこと

羽根というものは、金属や石ほどではないにしろ、色や形などの性質をしばらく留めています。これが花だと、みるみるうちに萎れて枯れて、土に還りますもんね。自身が死んだ後も衰えにくい性質をもつものを、生きものが作り出しているところが面白いと思います。

一方で、自身が死んだとたんに、どんどん分解されて、いずれは跡形もなくなるというこの世の仕組みも、とても不思議で面白いものです。

残る不思議と、なくなる不思議。