味噌の空き容器で間に合わせるのこと

幼虫の頃、蛹室のなかで仰向けに寝るのが好きで、無事に蛹になりいつのまにか無事に羽化していたヒラタクワガタさん。

蛹室でしばらく過ごしていましたが、先日ついに外へ出てきました。

念の為、木材を細かくしたようなマットと昆虫ゼリーは買ってきたものの、寒くなってきたし、このまま冬を越すだろうと高を括っていたわたしは焦りました。ヒラタクワガタさんに入っていただく適度な大きさのケースがありません。

ケースを買ってくるまでの間、とりあえず、洗っておいた味噌の空き容器にマットと昆虫ゼリーをセットして、入っていただくことにしました。

移動のため指を差し出すと、6本の足でぎゅっと掴んでくれたとき、ヒトの赤ちゃんに初めて指を掴まれたときと同じ感動を覚えました。夏はむにむにの幼虫で、つい最近まで蛹だったのに、ちゃんと成長してる〜。

さらに、マットの上を歩き回る姿を見て、さらに感動。ちゃ、ちゃんと歩けてる〜。えらい〜!

その後、適度な大きさのケースを購入して帰ってきたのですが、味噌容器のマットの中にもぐりこんで出てきてくれなくなりました。落ち着いたのなら無理に出すのもいけないし、しばらく様子をみようと思います。

来年の春まで、どうか無事に健やかに、生きてくださいませ。


追記

今日も投票の絵を描きました。