気のない人をその気にさせるのこと

「全く気のない人にこっちを見てもらい、その気にさせ、アクションを起こしてもらう」というのは、様々な分野に共通する課題です。そして、その課題を解決するために、その道の人々がいろいろと知恵を絞っています。

例えば、手作りアクセサリーのお店では、アクセサリー本体の魅力はもちろん、それをセンス良く並べ、包装し、オススメな点を伝える技なども駆使して、お客さんにアピールしています。

アクセサリー好きな人はたくさんいるので、商品を手にとってみて「いいな」と思ったら購入していくでしょう。

一方で、商品を見ているうちの一人である「わたし」は肌荒れしやすく、アクセサリーは全くつけません。商品やディスプレイを見て「いいな」と思っても、結局「自分には関係のないもの」という意識は変わらず、素通りしてしまいます。

また、アクセサリー自体に興味が全くなかったり、そもそもそうしたお店自体に行かない人もいるでしょう。

この場合、どうして興味がないのか、どうして避けるのかを考え対処することが必要で、アクセサリーに技巧をこらしたり、おまけをつけたり、値段を下げてみても、全く効果はありません。

なかなかね、難しいです。

受け止めてもらえるありがたさのこと

昨日のワークショップで大事にされていたのは、「相手の言動を受け止めて反応する」ことでした。

誰か何か言ったとして、それを否定したり無視したりせず、そのものを受け止めて、それに対する言葉や動きを返す。それから、新たな自分の言葉や動きを足すという感じ。

この、自分の言動をまず受け止めてもらえる、反応してもらえる、という安心感が、何より変えがたい信頼関係を育むと思います。

誰かに受け止めてもらえると、生活の中の些細な出来事さえ偉大な発見のように感じられ、自分のまわりの世界にますます興味を持つようになります。とても運のいいことに、わたしのまわりには、子どもの話を面白がってよく聞く人が多かったので、わたしは今でもヘンテコな発見をしては、嬉しくなって報告するという習性をもっています。

本日も、大人になりかけのスズメ(尾っぽの付け根にもふもふが付いていて、模様が不明瞭)を見つけ、わくわくと報告しました。

こういういうときの自分の顔は、3歳の頃から変わらないんだろうなと思います。

誰かと一緒につくる楽しさのこと

同期のなかまが主催するワークショップに参加しました!

歩いたり、ジェスチャーしたり、身体を動かしながらコミュニケーションをとり、いろいろな世界を表現するゲームを、いろいろと紹介してもらいました。

ちょっとだけ英語を使いながら、まわりの人の動きに合わせて想像し、表現する、そんな、誰かと一緒につくる楽しさを感じられるワークでした。

今日はプレ実施という感じでしたので、またじっくりと参加できるといいなあ。

 

カラスとわたしのこと

気持ちのいいお天気には緑の下でランチなど食べたくなりますが、都会では注意が必要です。高確率で、カラスかハトに取り囲まれます。

上図は、とある公園でお弁当を食べていたときの様子です。カラスが一羽近づいてきたので「あげないよ」と言いながら食べ続けていたら、いつの間にかもう一羽、後ろにぴったり張り付いていました。じりじりと間合いをつめる二羽。わたし、ピンチ。それでも「絶対、あげない」と首をふり、高速で食べ進めていたら、「エサを与えないでください」の看板の前で水鳥にパンくず?を振りまく人の姿が!わたしはすかさずカラス二匹に訴えました。「ほら!あっちでごはんもらえるから!思う存分食べてきなよ!ね?!」前と後ろを交互に見ながら、指までさしてアピールしましたが、カラス二匹はわたしから視線を外しません。どう考えても、あっちの方がチャンスがあるのに、なんでなの。仕方なく、喉に詰まりそうになりながら早食いし、弁当箱を片付け始めると、カラスたちは興味のないフリをしながら、少しずつ遠ざかっていきました。

無駄に緊迫したお昼ご飯でした。

アリとわたしのこと

アリをじっと観るのが好きです。この時期は、アリたちの動きが活発なような気がします。

アリの側からすると、わたしという生きものは、小さめの山のようなサイズ感でしょうか。ただし、その山はすごい勢いで動き、意図せず襲ってくることもあるのです。めちゃんこ怖いですね。

そんな山を、足がかりもないのに、垂直にのぼれる力をもつアリもすごいですな。

あるべきかたちのこと

大根やかぶの葉を、かつお節としょうゆで炒めると抜群においしいのですが、本日、3センチ程度のざく切りで作ってみたら、繊維が硬すぎて、食べれたものではありませんでした。

仕方がないので、炒めた後で、みじん切りにすると、あんなに硬かった繊維が気にならず、プチプチっと歯ざわりの良い、いつもの大根菜の炒めものになったのです。

材料も調理法も変わらないのにね。大きさや形も大事だということですね。

世界の商売のこと

異文化だし、言葉も通じないけれど、作ったものを売りお金をもらうという手法は変わらない。

本日は、モロッコの木彫の動物を買いました。

外国語というものは、詳細はわからなくとも、目の前にいる人が直接話しかけてくれると、なんとなく言いたいことが伝わるから不思議です。

伝えたい!聞き取りたい!という、双方向の力が働いているとみた

セキレイはよく歩くのこと

セキレイという鳥が好きです。なぜなら、よく歩くから。

車などが近寄って危険を察知したときも、飛び立たずにいそいで歩いたり、日常的に道路を歩いて渡ったりするところが好きです。

かわいい。