こわいと思った帰り道のこと

こわいものは苦手です。

同じ道の同じ時間帯なのに、昨日の帰り道は、なんだかとても「こわい」と思いました。空全体を覆う雲で周囲がどんよりと暗く、いつもよりも光が通らないように感じたのです。とくに何があるわけでもないのに、常にびくびくしながら駅まで歩きました。幸い、電車に乗っている間に雲間に星が現れて「こわさ」はどこかへ行きました。

同じ道の同じ時間帯なのに、今日の帰り道は、全く「こわさ」を感じませんでした。雲の少ない夜空には青系のすっきりとした明るさがあり、街路灯などの光もよく通し、まわりの木々を明るく照らしていました。

新月だったわけでもないし、昨日の「こわさ」はどこからきたのか、とても不思議です。